コンフィデンス・インターワークス

◆ 事業内容
・ゲーム業界向けに人材派遣や紹介などを行うコンフィデンスが23年8月に製造業への人材紹介や求人情報サイトの運営などを行うインターワークスを吸収合併して、コンフィデンス・インターワークスに社名変更した。

◆ 26年3月期中間決算の概要
・26/3期中間会計期間(以下、上期)の売上高は4,716百万円（前年同期比8.8%増）、営業利益は676百万円（同2.8%減）であった。
・コンフィデンス・インターワークスは、25年7月に子会社化したテレビ番組制作などを行うＢＲＡＩＳＥの業績寄与を織り込み、8月8日に期初計画（売上高4,460百万円、営業利益639百万円）を売上高4,800百万円、営業利益680百万円に上方修正したが、僅かだがこの修正計画を下回った。
・証券リサーチセンター（以下、当センター）予想に対しても、ゲーム業界向け人材派遣の停滞が要因で若干下回った。

◆ 26年3月期の会社計画
・26/3期の会社計画は、売上高10,300百万円（前期比22.7%増）、営業利益1,500百万円（同15.1%増）である。コンフィデンス・インターワークスは、上期計画を修正した際に、期初計画（売上高9,500百万円、営業利益1,430百万円）も上方修正している。
・当センターの従来予想はＢＲＡＩＳＥの寄与を織り込んでいたが、主力のゲーム業界向け人材派遣が停滞している上期実績を踏まえ、26/3期予想を売上高10,661百万円（前期比27.0%増）、営業利益1,598百万円（同22.6%増）から売上高10,361百万円（同23.5%増）、営業利益1,513百万円（同16.1%増）へと下方修正した。

◆ 今後の事業戦略
・コンフィデンス・インターワークスは、顧客深耕や既存顧客に対するクロスセルの推進などに注力し、持続的な事業規模拡大を目指す考えを示している。
・当センターでは、コンフィデンス・インターワークスの競争優位性の源泉である高い採用力や精度の高いマッチングを行うノウハウを評価し、顧客深耕により事業規模拡大を継続することは可能と考えている。