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410A 東証グロース(サービス業)

GMOコマース

企業情報

事業内容(レポートから抜粋)

実店舗向けのマーケティング支援を行うGMOインターネットグループ子会社

GMOコマースは、GMOインターネットグループ(9449東証プライム)の子会社で、実店舗向けのマーケティング支援サービスを展開している。飲食店、ショッピングセンター、家電量販店、アパレル店など幅広いジャンルの店舗を対象に、LINE公式アカウント、Instagramなど複数の広告媒体を活用し、集客や販促活動の効率化を支援している。例えば、飲食店では来店客にクーポンや新メニュー情報を自動配信し、再来店を促すことで集客効率を高めている。

GMOコマースの事業セグメントはCX向上ソリューション事業の単一セグメントであり、提供する主なサービスは、(1)GMOマーケティングDX、(2)GMOマーケティングコネクト、(3)GMOおまかせ広告の3つである。

<GMOマーケティングDX>
主にLINE公式アカウントやInstagramを活用して実店舗の集客、販促、顧客管理などを包括的に支援するサービスであり、アカウントの開設代行から実際の運用に至るまで一気通貫でサポートしている。サービスは、広告媒体別に、①GMOマーケティングDX LINE公式アカウント、②GMOマーケティングDX Instagramに区分されている。

GMOマーケティングDX LINE公式アカウントは、LINE公式アカウントの開設及びLINEヤフーによる利用基準や運用ポリシーへの適合確認を行う審査対応の代行から、リッチメニュー注3やユーザーへのメッセージの企画・制作・配信、ユーザー獲得施策の実行などをサポートしている。また、ユーザー数、メッセージ開封率、クーポン利用率などのデータを定量的に分析して運用面の改善提案を行い、営業効率の向上を支援している。

加えて、高度なマーケティング施策を実現する「セグメント配信オプション」を追加サービスとして提供している。ユーザーの属性や行動データなどに基づいてセグメントを細分化し、メッセージを一斉配信ではなく、個別に最適化された形で配信することができる。アンケート回答や顧客の反応履歴を活用することで、興味や関心、来店動機に合わせたメッセージやクーポンを出し分けることができるため、顧客エンゲージメントの向上や購買促進を支援すると同時に、配信コストを抑えながら広告効果を高めることが可能となる。

<GMOマーケティングコネクト>
25年2月に提供を開始したサービスであり、LINE公式アカウントやInstagramなど主要SNSや企業公式アプリ、メールなどと連携し、販促効果の向上を図るマーケティングプラットフォームである。

具体的には、アンケートや会員登録時に得られるゼロパーティデータ注4と購買履歴やアプリ利用状況などのファーストパーティデータ注5などから顧客像を多面的に把握した上で、AIを用いてデータ分析し、「購入率の高い商品」や「来店可能性の高い顧客」を自動で特定し、購買可能性の高いユーザー層への訴求やパーソナライズ配信を実行する。

データが蓄積されるたびに分析の精度が段階的に向上していくため、ユーザーごとに最適化された販促を通じてCXを向上させ、売上増に貢献するサービスといえる。

<GMOおまかせ広告>
GoogleやYahoo!の正規パートナーとしての知見と実績を活かしたWeb広告の出稿及び運用を代行するサービスである。日々の運用チューニング、予算配分の最適化などの業務も代行しており、効率的かつ高い費用対効果の広告展開を支援している。

同サービスの特徴は、①商品トレンドやECモールのイベントなどデータを分析し、成果につながりやすいタイミングに集中的に広告を配分していること、②売上に結びつかない無駄なクリックを除外する仕組みを整備し、費用対効果を高めていること、③店舗の商品データ(価格や在庫など)を毎日自動取得し、常に最新の情報に基づいた広告出稿を行うことで、購入意欲が高いユーザーに効果的にリーチすることができる点にある。

(2025年9月30日時点)

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