7374 東証グロース(サービス業)
コンフィデンス・インターワークス
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事業内容(レポートから抜粋)
ゲーム業界及び周辺領域向けに人材派遣などを行うHRソリューション事業が主力
14年8月に設立されたコンフィデンスが23年8月に製造業への人材紹介などを行うインターワークス(91年3月設立)を吸収合併してコンフィデンス・インターワークスに社名変更した。
コンフィデンス・インターワークスの子会社は、フリーランスのマッチング事業を行うコンフィデンス・プロ、WEB3.0業界向けの人材サービスを行うプロタゴニスト、25年4月1日付で子会社化した関西エリアを中心にWEB業界向けの人材派遣や人材紹介を行うレッツアイ(大阪市北区)、同年7月1日付で子会社化したテレビ番組制作や制作スタッフの派遣などを行うBRAISE(東京都港区)である。
事業セグメントは、ゲーム業界及びその周辺領域向けに人材派遣・受託(ゲーム開発工程の一部を代行)を行うHRソリューション事業(人材派遣・受託)、製造業やゲーム業界などへの人材紹介を行うHRソリューション事業(人材紹介)、求人情報サイト「工場ワークス」の運営などを行うメディア&ソリューション事業で構成されている。
26/3期中間会計期間(以下、上期)の売上構成比はHRソリューション事業(人材派遣・受託)が66.8%、HRソリューション事業(人材紹介)が16.8%、メディア&ソリューション事業が16.4%となっている。
コンフィデンス・インターワークスは、ゲーム及びエンタメ、IT/WEB、広告・メディアといった各業界向けに、1)人材派遣(フリーランスを含む)、2)受託を行っている。
<人材派遣(フリーランスを含む)>
人材派遣はクリエイターをコンフィデンス・インターワークスの社員として採用し、ゲーム会社を中心としたクライアントのニーズに沿って派遣している。業界未経験者や経験の浅い者から豊富な経験や高度なスキルを持つ者まで幅広いレベルのクリエイターを採用し、採用後はビジネススキルに関する研修やゲーム開発技術に関する研修を実施してスキルアップを図っている。
クリエイターが対応する職種は、予算・スケジュール・人員構成などを統括管理するゲームプロデューサー、制作現場を統括するディレクター、ゲームの企画を行うプランナー、プログラマー、グラフィックデザイナー、シナリオライター、サウンドクリエイター、カスタマーサポート、翻訳など多岐にわたっている。
23年4月に開始したフリーランスは、ゲーム会社やエンタメ関連の会社を中心としたクライアントのニーズに合わせてコンフィデンス・インターワークスに登録したフリーランス人材を提案し、マッチングする事業である。
<受託>
ゲーム会社が行っているゲーム開発及び運営の過程のなかで、外部委託が可能な部分をコンフィデンス・インターワークスが引き受けて代行する事業で、ゲーム開発のデバッグ工程を中心にサービスを提供している。デバッグ業務は守秘性が高いため、専用オフィス(新宿QAスタジオ)を構えて厳格な管理体制のもとで業務を行っている。デバッグ業務の他に、英語、中国語、韓国語をはじめとする幅広い言語に対応した多言語ローカライズサービスやカスタマーサポートなども行っている。
<HRソリューション事業(人材紹介)>
ゲーム業界への転職・就職希望者を募集して登録するとともに、ゲーム会社から求人情報を収集して求職者と求人企業のニーズをマッチングする有料職業紹介事業を行っている。
<メディア&ソリューション事業>
自動車業界、機械業界など製造業に特化した求人情報サイト「工場ワークス」を運営している。「工場ワークス」は「現場のよろこびをアップデートする。」というミッションを掲げており、求職者は無料登録して、人気の仕事、寮完備の仕事、女性活躍の仕事、フォークリフトの仕事など、細分化された求人情報のなかから自分に合った仕事を選択することができるサイトである。
(2025年11月21日時点)
沿革(レポートから抜粋)
14年8月に設立された旧コンフィデンスは、同年11月にゲーム、モバイル、IT、ウェブ業界向けの人材事業を開始した。16年12月にゲーム開発の子会社であるスタジオホイッポを設立し、18年10月に吸収合併した。18年5月にDolphinを子会社化してメディア事業を開始した。
21年6月に東京証券取引所マザーズ市場(市場再編に伴い現在はグロース市場)に上場し、23年8月に旧インターワークスを吸収合併して現社名に変更した。
現社長である澤岻(たくし)宣之氏は、スタッフサービス・セールスマーケティング(現リンク・アイ)の取締役営業本部長などを経て15年8月に旧コンフィデンスの代表取締役となった。
旧インターワークスは91年3月にシステム開発などを行うビスコとして設立し、06年1月にインターワークスに商号変更した。08年12月にティービーから採用支援事業を譲受して、人材関連事業を開始した。12年3月に人材紹介事業を行うアイ・アムを吸収合併してアイ・アム&インターワークスに商号変更した。
14年8月に設立されたコンフィデンスが23年8月に製造業への人材紹介などを行うインターワークス(91年3月設立)を吸収合併してコンフィデンス・インターワークスに社名変更した。
コンフィデンス・インターワークスの子会社は、フリーランスのマッチング事業を行うコンフィデンス・プロ、WEB3.0業界向けの人材サービスを行うプロタゴニスト、25年4月1日付で子会社化した関西エリアを中心にWEB業界向けの人材派遣や人材紹介を行うレッツアイ(大阪市北区)、同年7月1日付で子会社化したテレビ番組制作や制作スタッフの派遣などを行うBRAISE(東京都港区)である。
(2025年11月21日時点)



