概要(レポートから抜粋)
◆会社概要
・カナミックネットワーク(以下、同社)は、介護・医療の社会保障分野に特化してクラウドサービスを展開する会社である。
・地域全体の情報共有プラットフォームと事業者向け業務支援システムの二層構造になっていることが同社のクラウドサービスの特徴である。
◆18年9月期決算
・18/9期決算は、売上高が1,504百万円(前期比16.5%増)、営業利益が399百万円(同20.8%増)となった。期初計画に対する達成率は、売上高が100.3%、営業利益が110.8%となった。主力サービスである高利益率のカナミッククラウドサービスでの減価償却費増によって全体の売上総利益率は低下したが、販売費及び一般管理費の伸びが抑えられたため、売上高営業利益率は前期比0.9%ポイント改善した。
◆19年9月期業績予想
・19/9期業績について、同社は売上高1,670百万円(前期比11.0%増)、営業利益450百万円( 同12.8%増)を予想している。カナミッククラウドサービスのユーザーID数の増加が増収を牽引するが、システム開発等への先行投資で、緩やかな利益の伸びを想定している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/9期の業績について、売上高1,710百万円(前期比13.7%増)、営業利益502百万円(同26.0%増)と同社計画を上回る水準を予想した。引き続き、カナミッククラウドサービスの増収が全体の利益成長を牽引すると予想する。
◆今後の注目点
・当センターでは、20/9期以降、年13%~17%台の増収が続き、増収効果により、21/9期には売上高 営業利益率が33.4%まで切り上がると予想している。
・同社はクラウドサービスをベースとしたプラットフォーム化を志向している。そのための他社との協業や提携の動向に引き続き注目したい。
・カナミックネットワーク(以下、同社)は、介護・医療の社会保障分野に特化してクラウドサービスを展開する会社である。
・地域全体の情報共有プラットフォームと事業者向け業務支援システムの二層構造になっていることが同社のクラウドサービスの特徴である。
◆18年9月期決算
・18/9期決算は、売上高が1,504百万円(前期比16.5%増)、営業利益が399百万円(同20.8%増)となった。期初計画に対する達成率は、売上高が100.3%、営業利益が110.8%となった。主力サービスである高利益率のカナミッククラウドサービスでの減価償却費増によって全体の売上総利益率は低下したが、販売費及び一般管理費の伸びが抑えられたため、売上高営業利益率は前期比0.9%ポイント改善した。
◆19年9月期業績予想
・19/9期業績について、同社は売上高1,670百万円(前期比11.0%増)、営業利益450百万円( 同12.8%増)を予想している。カナミッククラウドサービスのユーザーID数の増加が増収を牽引するが、システム開発等への先行投資で、緩やかな利益の伸びを想定している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/9期の業績について、売上高1,710百万円(前期比13.7%増)、営業利益502百万円(同26.0%増)と同社計画を上回る水準を予想した。引き続き、カナミッククラウドサービスの増収が全体の利益成長を牽引すると予想する。
◆今後の注目点
・当センターでは、20/9期以降、年13%~17%台の増収が続き、増収効果により、21/9期には売上高 営業利益率が33.4%まで切り上がると予想している。
・同社はクラウドサービスをベースとしたプラットフォーム化を志向している。そのための他社との協業や提携の動向に引き続き注目したい。