Ｄｅｌｔａ-Ｆｌｙ Ｐｈａｒｍａ

Ｄｅｌｔａ-Ｆｌｙ Ｐｈａｒｍａ（でるた ふらい ふぁーま、以下、同社）は、「モジュール創薬」と言う創薬方法で抗がん剤を研究開発している。

「モジュール創薬」とは同社の造語だが、既存の薬剤等をモジュール（構成単位）で創意及び工夫し、アセンブリ（組立）することで特許化し、臨床上の有効性と安全性のバランスを向上させて新薬を生み出す手法である。未だ効果が限定的で多くの様々な副作用がある抗がん剤を、同社は事業領域としている。

外部機関と積極的な連携を図りながら研究開発を進めており、同社は研究開発のマネジメント業務に集中し、具体的な業務は外部の研究開発受託会社や製造受託会社に委託する形となっている。現在は国内外で6団体に委託している。

承認された薬剤はなく、同社の事業収益は主に製薬会社からの収入（契約一時金、マイルストーン、開発協力金）であり、研究開発途上の薬剤が上市された場合にはロイヤリティが加わる。

（2018年10月19日時点）