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概要(レポートから抜粋)

◆バックオフィスの定型業務領域をロボットで代替
RPAホールディングス(以下、同社)は、4事業セグメントを担う子会社5社の持株会社である。社名にあるRPAとは、 ロボットによる業務自動化の取り組みを表す言葉(Robotic Process Automation)から採っている。また、RPAはデジタルレイバー(Digital Labor)とも言い換えられることがある。

ロボットアウトソーシング事業は、定型作業を代行・代替するロボット「BizRobo!」を月額課金制(60万円/月)で提供している。定型作業とは、インターネット上の情報、社内データ、エクセルなどから必要なデータ を収集、加工、報告するなど の作業を指す。BizRobo!は、業務処理する作業手順を実行するためのソフトウェアであるルームエンジンと人工知能等で業務処理を学習して、作業を代行・代替している。RPAテクノロジーズが、ロボットが導入する代替業務を学習する仕組みを 開発し、RPAエンジニアリングが導入支援を行っている。

アドネットワーク事業はセグメントが担当し、成果報酬型広告「PRESCO(プレスコ)」等を展開しているほか、人工知能とRPAの情報提供に特化したWebサイトも運営している。

セールスアウトソーシング事業はリーグルが担当している。ソフトウェア開発企業等の営業活動におけるニーズ調査、アポイント獲得のための電話を代行する業務を行っている。

コンサルティング事業は、オープンアソシエイツが行っている。企業の研究開発業務において研究開発の過程で得た仮説の真偽を、事実情報に基づいた実験や観察などを通じて確かめる活動や、マーケティングを支援するコンサルティングサービスを提供している。

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