概要(レポートから抜粋)
◆顧客満足度覆面調査を主力とする独立系コンサルティング会社
・MS&Consulting(以下、同社)は、顧客満足度覆面調査(以下、MSR)を主力とする独立系のコンサルティング会社である。
・MSRとの相乗効果が期待できる従業員満足度調査「サービスチーム力診断(以下、STAR)」及びコンサルティング・研修を合わせて提供することにより、 顧客企業の店舗スタッフの働き甲斐や、サービス品質の向上を目指している。
◆19年3月期決算は2%増収、2%営業増益
・19/3期決算は、1.7%増収、1.9%営業増益であった。STARの拡販等によって増収増益は確保したものの、MSRの大口案件で翌期に期ずれしたものがあり、会社計画に対しては未達に終わった。
◆決算期変更に伴い、20年2月期は11カ月決算へ
・同社には、決算期の最終月である3月に収益が偏重するという季節性があり、会社にとって業績予想の難易度が高かった。今回、事業年度末を2月末に変更することで、業績予想の精度向上を目指す 方針である。11カ月決算となる20/2期は、売上収益2,673百万円、営業利益331百万円と予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、19/3期実績と決算期変更を踏まえて、20/2期以降の業績予想を新たに策定した。20/2期の売上収益は2,687百万円、営業利益は364百万円と予想した。
◆STARの拡大により、中期的な利益成長を予想する
・当センターでは、19/3期実績を踏まえ、注力分野であるSTAR の成長見通しを引上げた。利益率の高いSTARの拡大により、中期的な利益成長が続くと予想した。
・MS&Consulting(以下、同社)は、顧客満足度覆面調査(以下、MSR)を主力とする独立系のコンサルティング会社である。
・MSRとの相乗効果が期待できる従業員満足度調査「サービスチーム力診断(以下、STAR)」及びコンサルティング・研修を合わせて提供することにより、 顧客企業の店舗スタッフの働き甲斐や、サービス品質の向上を目指している。
◆19年3月期決算は2%増収、2%営業増益
・19/3期決算は、1.7%増収、1.9%営業増益であった。STARの拡販等によって増収増益は確保したものの、MSRの大口案件で翌期に期ずれしたものがあり、会社計画に対しては未達に終わった。
◆決算期変更に伴い、20年2月期は11カ月決算へ
・同社には、決算期の最終月である3月に収益が偏重するという季節性があり、会社にとって業績予想の難易度が高かった。今回、事業年度末を2月末に変更することで、業績予想の精度向上を目指す 方針である。11カ月決算となる20/2期は、売上収益2,673百万円、営業利益331百万円と予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、19/3期実績と決算期変更を踏まえて、20/2期以降の業績予想を新たに策定した。20/2期の売上収益は2,687百万円、営業利益は364百万円と予想した。
◆STARの拡大により、中期的な利益成長を予想する
・当センターでは、19/3期実績を踏まえ、注力分野であるSTAR の成長見通しを引上げた。利益率の高いSTARの拡大により、中期的な利益成長が続くと予想した。