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4420 東証プライム(情報・通信)

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イーソル

アップデートレポート

(公開日 2020.05.22)

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概要(レポートから抜粋)

◆ 自動車向け等の組込みソフト製品と関連サービス等を提供する
・イーソル(以下、同社)は、自動車向けを中心とする組込みソフトウェア事業と車載プリンタやハンディターミナル POS システム等を主力とするセンシングソリューション事業を展開している。
・組込みソフトウェアの中でも高度な技術力を要するリアルタイム・オペレーティング・システムを開発しており、自動車業界のグローバル開発パートナーシップである AUTOSAR のプレミアム・パートナーとなっている。

◆ 19 年 12 月期決算は 10%増収、7%営業増益、26%経常増益
・19/12 期決算は、前期比 10.2%増収、7.2%営業増益、26.2%経常増益であった。主力事業の組込みソフトウェア事業が同 12.9%増収であったことや、センシングソリューション事業が黒字化したこと、助成金収入(営業外収益)が増加したこと等が好業績の要因となった。

◆ 20 年 12 月期の会社計画は 9%増収、20%営業減益、7%経常減益
・20/12 期について同社は、自動車関連市場の伸びを見込む一方、開発投資額の拡大に伴うコストの急増を織り込み、9.3%増収、20.0%営業減益、7.2%経常減益を見込んでいる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、開発投資の拡大に加え、新型コロナウイルス問題による需要の減少を想定したこと等により 20/12
期の業績予想を見直し、売上高を 11,083 百万円→9,734 百万円、営業利益を 768 百万円→553 百万円と、会社計画を下回る水準に修正した。

◆ 新型コロナウイルス問題の収束を前提に来期からの回復を予想
・当センターでは、新型コロナウイルス問題が 20/12 期末頃までにほぼ収束するという前提をおいて、成長分野である自動車向けソフトウェア製品を手掛ける同社の業績は、来期から回復に向かうと考えた。21/12 期は14.8%営業増益、8.8%経常増益、助成金収入の大幅減少が見込まれる22/12 期は 42.2%営業増益、12.1%経常増益と予想した。

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