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3923 東証プライム(情報・通信)

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ラクス

アップデートレポート

(公開日 2018.08.24)

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概要(レポートから抜粋)

中小企業の業務効率化のためのクラウドサービスを提供
19年3月期は「楽楽精算」の成長のほか、ポートフォリオ拡充の動向に注目

◆会社概要
・ラクス (以下、同社)は、中小企業向けに、業務効率化に資するクラウドサービスを提供している。月額課金型をベースとしたサブスクリプションモデルにより、ストックビジネスとして展開されている。
・現在の主力サービスは、受信メールを一括管理する「メールディーラー」と、交通費や経費の精算のための「楽楽精算」である。

◆18年3月期決算
・18/3期決算は、売上高6,408百万円(前期比29.9%増)、営業利益1,241百万円(同27.2%増)で、期初会社計画に対する達成率は、売上高、営業利益ともに105.9%となった。注力する「楽楽精算」がクラウド事業の増収を牽引し、成長投資と位置付けている費用の増加を吸収した。

◆19年3月期業績予想
・19/3期業績について、同社は売上高8,430百万円(前期比31.5%増)、営業利益1,376百万円(同10.9%増) を予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/3期の業績予想を、売上高8,496百万円(同32.6%増)、営業利益1,427百万円(同15.1%増)とした。引き続き、積極投資を行っている「楽楽精算」が増収を牽引し、人件費、広告宣伝費等の増加を吸収するものとした。

◆今後の注目点
・当センターでは、20/3期以降、年30%程度の増収が続き、21/3期に売上高営業利益率が20%弱まで上昇すると予想している。注目点は、引き続き積極投資が続く「楽楽精算」の売上拡大のペース と、成長投資とする費用の増加とのバランスである。
・「楽楽精算」の成長に加え、クラウド事業のサービスポートフォリオの拡充に向けた動きからも目が離せなくなってきた。18/3期に買収した連結子会社のほか、新規サービスの開発や「楽楽精算」以外のサービスでの成長に向けた投資が活発化する兆しがあり、中長期で売上高の年平均成長率30%という同社の目標が実現するかに注目しておきたい。

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