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387A 東証グロース(情報・通信)

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フラー

新規上場会社紹介レポート

(公開日 2025.07.29)

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概要(レポートから抜粋)

フラーは、スマートフォンアプリ(以下、アプリ)の企画・設計から開発・運用、リリース後の継続的な改善や利用拡大のサポートまでを一貫して手掛ける受託開発サービスを展開している。企業のマーケティング支援を目的としたブランド公式アプリ、自治体向けの観光促進アプリ、会員向けのEC・ポイントアプリなど、多様なアプリの支援実績を有する。

フラーの事業セグメントは「デジタルパートナー事業」の単一セグメントであるが、顧客に提供しているソリューションを「クライアントワーク」と「アプリ分析サービス」の2つに区分している。24/6期の売上高構成比はクライアントワークが92.4%、アプリ分析サービスが7.6%である。

クライアントワークでは、スマートフォンアプリの受託開発型ビジネスを展開しており、①事業開発コンサルティング、②システム開発、③UI/UXデザインの3領域を柱としている。

<事業開発コンサルティング>
デジタル領域のノウハウをもとに、アプリを活用した新規事業の立ち上げや、事業戦略の立案・設計などに関するコンサルティングサービスを提供している。ユーザー視点に立ったサービス設計や迅速な仮説検証プロセスの実行により、利便性と事業成長性を両立するプロダクトの創出を支援している。

<システム開発>
iOS及びAndroidに対応したアプリの開発に加え、Webサービスやクラウド上のシステム構築まで幅広く手掛けており、開発から運用までを一貫して支援する体制を構築している。AWSなどのクラウドサービスの運用ノウハウも豊富であり、安定性や安全性が求められる大企業向けのシステム開発にも対応することができる技術力を有している。

<UI/UXデザイン>
エンドユーザーにとって使いやすく、快適な操作性を備えたアプリの設計を手掛けている。顧客の事業戦略と連携しながらユーザーのニーズを深く理解し、試作を繰り返して改良を重ねることにより、高品質なサービスを実現している。

アプリ分析サービスでは、スマートフォンアプリ市場の利用動向を見える化するクラウド型の分析サービスであり、主に「App Ape(アップエイプ)ダッシュボード」、「App Apeオーダーメイド分析」の2つのサービスで構成されている

「App Apeダッシュボード」は、ユーザーの同意を得て集めたアプリの利用データを集計・分析し、月間の利用者数、利用時間などの情報をわかりやすく可視化するツールである。自社アプリの市場におけるポジション、競合アプリとのユーザー数や属性などの比較、ユーザーの行動トレンドなどを把握することができる。

「App Apeオーダーメイド分析」は、「App Apeダッシュボード」と同じデータをもとに、顧客の要望に合わせて個別にカスタマイズした詳細な分析レポートを提供するサービスである。業界ごとの動向、期間別の比較検証、ユーザー属性ごとの詳細分析など、様々な観点から柔軟に対応することができるため、顧客がより精度の高い意思決定を行うために有効なツールとなっている。

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