概要(レポートから抜粋)
◆ ゲーム等のアプリケーション開発用ミドルウェアを提供
・CRI・ミドルウェア(以下、同社)は、ゲームや遊技機の開発をスムーズかつ効率的に行うためのミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」を開発、提供している企業である。
◆ 16 年 9 月期は売上計画未達も利益は超過
・16/9 期の連結業績は、ゲーム分野においてスマートフォン向けの許諾売上が堅調に推移したことに加え、大口の包括ライセンス契約締結効果もあり売上高 1,334 百万円(前期比 11.6%増)、営業利益 326 百万円(同 22.3%増)と好決算であった。
・触覚ミドルウェア「CRI HAPTIX」の契約獲得が遅れた一方、利益率の高い遊技機のリプレイス需要が想定以上となったため、売上高は計画未達となったが、営業利益は計画を上回った。
◆ 17 年 9 月期業績予想
・同社は 17/9 期について、海外展開の拡大、新製品の貢献で、売上高1,720 百万円(前期比 28.9%増)、営業利益 390 百万円(同 19.5%増)と計画している。
・証券リサーチセンターでは、海外戦略の本格展開初年度である点、同社の限られた営業リソースの中での複数製品の同時拡大である点を考慮し、会社計画より保守的な前提で、売上高 1,697 百万円(前期比27.1%増)、営業利益 393 百万円(同 20.4%増)へ修正した。
◆ 投資に際しての留意点
・同社は、下期に収益が偏重しているため、上期業績は概して弱く見える。また、大口株主の売却動向、および新株予約権の行使動向によっては一時的に株式の需給に悪影響を与える可能性がある。
・CRI・ミドルウェア(以下、同社)は、ゲームや遊技機の開発をスムーズかつ効率的に行うためのミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」を開発、提供している企業である。
◆ 16 年 9 月期は売上計画未達も利益は超過
・16/9 期の連結業績は、ゲーム分野においてスマートフォン向けの許諾売上が堅調に推移したことに加え、大口の包括ライセンス契約締結効果もあり売上高 1,334 百万円(前期比 11.6%増)、営業利益 326 百万円(同 22.3%増)と好決算であった。
・触覚ミドルウェア「CRI HAPTIX」の契約獲得が遅れた一方、利益率の高い遊技機のリプレイス需要が想定以上となったため、売上高は計画未達となったが、営業利益は計画を上回った。
◆ 17 年 9 月期業績予想
・同社は 17/9 期について、海外展開の拡大、新製品の貢献で、売上高1,720 百万円(前期比 28.9%増)、営業利益 390 百万円(同 19.5%増)と計画している。
・証券リサーチセンターでは、海外戦略の本格展開初年度である点、同社の限られた営業リソースの中での複数製品の同時拡大である点を考慮し、会社計画より保守的な前提で、売上高 1,697 百万円(前期比27.1%増)、営業利益 393 百万円(同 20.4%増)へ修正した。
◆ 投資に際しての留意点
・同社は、下期に収益が偏重しているため、上期業績は概して弱く見える。また、大口株主の売却動向、および新株予約権の行使動向によっては一時的に株式の需給に悪影響を与える可能性がある。