概要(レポートから抜粋)
◆調査会社等を主要顧客とするネットリサーチ専業会社
・GMO リサーチ(以下、同社)は、調査会社等のプロフェッショナルを主要顧客とするネットリサーチ専業会社である。
・会員保有企業(媒体)とのシステム連携によるクラウドパネル(アジア最大規模)やインターネット上で調査のすべてを完結できるプラットフォームに特徴がある。
◆17年12月期は増収増益
・17/12期は、 売上高3,185百万円(前期比3.0%増)、営業利益325百万円(同13.7%増)と増収増益となった。
・広告関連商材の単価引き下げによる影響を受けたが、リサーチ売上が堅調に推移するとともに、海外売上が大きく伸長した。
◆18年12月期は増収ながら海外への投資等により利益横ばい
・18/12期業績予想について同社は、売上高3,497百円(前期比9.8%増)、営業利益325百万円と増収ながら営業利益では前期比横ばいを見込んでいる。成長領域である海外への投資を強化する方針である。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、広告単価引き下げによる影響等を踏まえ、18/12期業績予想を減額修正した。ただ、海外が順調に拡大していることなどから、同社の業績予想の達成は可能であると判断している。
◆中期業績予想
・当センターでは、18/12期業績予想の減額修正に伴い、19/12期予想を減額修正するとともに、新たに20/12期予想を策定した。
・国内外で需要が拡大しているネットリサーチ市場において、アジア最大規模のクラウドパネルを誇り、業界標準のプラットフォームを確立している同社にとって、持続的な成長を実現する可能性は高いとみている。従って、少なく とも18/12期の予想増収率(10%程度)を継続することは可能であると判断した。また、利益面でも、海外やマーケティング領域等への先行投資による影響(コスト増要因) を考慮する必要はあるものの、増収効果やサービスミックスの変化に伴う原価率の低減等により10%程度の営業利益率は維持できるものと考えている。
・GMO リサーチ(以下、同社)は、調査会社等のプロフェッショナルを主要顧客とするネットリサーチ専業会社である。
・会員保有企業(媒体)とのシステム連携によるクラウドパネル(アジア最大規模)やインターネット上で調査のすべてを完結できるプラットフォームに特徴がある。
◆17年12月期は増収増益
・17/12期は、 売上高3,185百万円(前期比3.0%増)、営業利益325百万円(同13.7%増)と増収増益となった。
・広告関連商材の単価引き下げによる影響を受けたが、リサーチ売上が堅調に推移するとともに、海外売上が大きく伸長した。
◆18年12月期は増収ながら海外への投資等により利益横ばい
・18/12期業績予想について同社は、売上高3,497百円(前期比9.8%増)、営業利益325百万円と増収ながら営業利益では前期比横ばいを見込んでいる。成長領域である海外への投資を強化する方針である。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、広告単価引き下げによる影響等を踏まえ、18/12期業績予想を減額修正した。ただ、海外が順調に拡大していることなどから、同社の業績予想の達成は可能であると判断している。
◆中期業績予想
・当センターでは、18/12期業績予想の減額修正に伴い、19/12期予想を減額修正するとともに、新たに20/12期予想を策定した。
・国内外で需要が拡大しているネットリサーチ市場において、アジア最大規模のクラウドパネルを誇り、業界標準のプラットフォームを確立している同社にとって、持続的な成長を実現する可能性は高いとみている。従って、少なく とも18/12期の予想増収率(10%程度)を継続することは可能であると判断した。また、利益面でも、海外やマーケティング領域等への先行投資による影響(コスト増要因) を考慮する必要はあるものの、増収効果やサービスミックスの変化に伴う原価率の低減等により10%程度の営業利益率は維持できるものと考えている。