9237 東証グロース(サービス業)
笑美面
企業情報
アップデートレポート
ベーシックレポート
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
高齢者や介護家族に対するシニアホームの紹介サービス等を提供
笑美面は、主として、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホーム等のシニアホームを高齢者や介護家族に紹介するシニアライフサポートサービス事業と、シニアホーム運営事業者や土地オーナーにコンサルティングや情報提供等を行うシニアホームコンサルティングサービス事業を展開している。紹介先として提携しているシニアホームは25/10期末時点で10,758ホームに達している。
笑美面グループは、シニアライフサポートサービス事業を担当する笑美面、シニアホームコンサルティングサービス事業を担当する連結子会社ケアサンク(出資比率100%)、主として特定技能制度による外国人人材紹介事業を展開し、介護領域を強みとする持分法適用関連会社Funtoco(同20%、本社大阪市)によって構成されている。
25/10期におけるセグメント別営業収益構成比は、シニアライフサポートサービス事業82.7%、シニアホームコンサルティングサービス事業(旧ケアプライム事業)17.3%であった。以前は、シニアホームコンサルティングサービス事業に含まれていたケアプライムコミュニティサイト運営は、25/10期よりシニアライフサポートサービス事業に組み込まれるようになったため、24/10期以前の両事業の数値は図表1に示されているように遡及修正されている。
シニアライフサポートサービス事業
<シニアホーム紹介サービス>
笑美面は、シニアホームを探している入居対象者やその家族(以下、入居検討者)を対象に、対面によるマッチングサービス(シニアホーム紹介サービス)を近畿圏と首都圏を中心に提供している。
笑美面のコーディネーターが、直接取材等で得たシニアホームの詳細情報を元に、入居検討者に対して、当事者の身体状況や家庭の事情に適したシニアホームを紹介し、入居までのトータルサポート(見学日程調整、シニアホーム・病院とのやり取り代行、役所への申請手続き代行等)を行うことで、入居検討者の不安・負担を軽減している。
25年12月末時点において、大阪本社以外にオフィスと称する拠点を、近畿圏では兵庫県の神戸市と西宮市、大阪市の新大阪、難波、京橋に、首都圏では横浜市、さいたま市、船橋市、東京都の神田、五反田、町田、新宿に、その他展開地域では福岡市、名古屋市の名駅及び伏見、札幌市、広島市に設置している。
入居対象者に関しては、患者の早期退院問題に取り組む病院のメディカルソーシャルワーカー注1(以下、MSW)や、高齢者の在宅介護を支援するケアマネージャー注2等をシニアホーム探しの“紹介パートナー”として連携し、継続的な紹介を受けている。
シニアホーム紹介サービスでは、「専門性」、「中立性」、「シニアホームを探す入居対象者を紹介いただく紹介パートナー」、「幅広いシニアホームとの連携」を軸に運営を行っている。
<ケアプライムコミュニティサイト運営>
ケアプライムコミュニティサイトは、23年3月にリリースされた笑美面とシニアホーム運営事業者との情報連携サイトであり、運営事業者が、自社の運営シニアホームへの入居者紹介に関わる情報の取得や入力等ができるようになっている。
蓄積されたシニアホームの情報を笑美面のコーディネーターが入居検討者に提供すると共に、入居検討者からのフィードバックを、ケアプライムコミュニティサイトを介して運営事業者と共有している。具体的には、運営するシニアホーム毎に入居検討者が見学や入居に至らない理由等を共有することで、運営事業者に気付きの機会を提供している。
ケアプライムコミュニティサイトは、シニアライフサポート事業の展開地域でサービスが提供されており、25/10期末時点の登録数は10,212ホームに達している。
(2026年1月30日時点)
沿革(レポートから抜粋)
笑美面は、家業の不動産会社を実質的に経営していた榎並将志氏(現代表取締役社長)が、老人ホーム運営事業への参入を目的に、10年9月に大阪市に設立したトータルプロデュースを前身としている。榎並氏は自ら、老人ホームでの1カ月半に亘る現場実習を体験する中で、介護事業を不動産業の延長で経営しても成功しないと確信し、介護施設の運営を断念した。
一方、介護事業に魅力や楽しさを感じたことや、住宅では当たり前にいる物件探しや紹介のプロフェッショナルが、介護施設を探す場合はあまりいないことに事業機会を見出したことが創業の契機となった。榎並氏は、12年1月、シニアライフサポート事業を開始すると共に、トータルプロデュースの商号を笑美面に変更し、自ら代表取締役社長に就任した。
15年9月に、「大阪市トップランナー育成事業プロジェクト」に認定されると、大阪府での知名度が大きく向上した。その後は、オフィスを東京都(16年)、福岡県(17年)、神奈川県(18年)、兵庫県(20年)、埼玉県(20年)にも開設し、展開地域を広げている。
笑美面は19年に、アクサ生命保険及び住友生命保険と介護分野における業務提携を開始した。同年10月には、医療者とヘルスケアベンチャーを結ぶ日本最大規模のビジネスコンテストHealthcare Venture Knot 2019「ヘルスケア最優秀オペレーション賞」を受賞した。また、社会インパクトファンドを運営するキャピタルメディカ・ベンチャーズ(東京都千代田区)からの出資を受け、インパクト・メジャメント&マネジメントを開始した。
笑美面は21年7月に、地域に優良なシニアホームを増やすことを目的に、シニアホーム新規開設コンサルティング(ケアプライム事業)を開始した。23年3月には、シニアホーム運営事業者専用のプラットフォームであるケアプライムコミュニティサイトをリリースした。
23年10月、笑美面は、インパクト投資に取組む国内企業として初めて、東京証券取引所グロース市場に上場した。24年5月には、東京都品川区と名古屋市中区にオフィスを開設した。また、ケアプライムコミュニティサイトにおいて、シニアホームのサービス品質向上に資する商品・ソリューションを提供する他事業者の広告掲載(有償)を開始した。
(2024年10月25日時点)



