7199 東証プライム(その他金融業)
プレミアグループ
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
自動車ローンと保証事業等中古車購入者向けに複数サービスを同時に提供
プレミアグループ(以下、同社)は、クレジット(中古車向け自動車ローン)事業とワランティ(中古車向け保証)事業を主力事業とし、成長戦略事業として自動車向け整備事業、自動車に係る海外事業を展開している。
クレジット事業は、主力である中古車購入向けのオートクレジットと太陽光発電システム等の購入に伴うエコロジークレジットがある。オートクレジットは中古車購入者向けに主に提携ローン方式で購入代金を融資している。
17/3期におけるクレジット債権のうち、95.0%が提携ローン方式となっている。提携ローン方式とは、購入代金は金融機関が融資するが、購入者の審査や中古車を販売する会社向けの立替金の清算、購入者の分割返済に係る事務全般を同社の連結子会社であるプレミアファイナンシャルサービス株式会社(以下、PFS)に委託する方式である。
購入者の債務については融資した金融機関にPFSが連帯保証をしている。
ワランティ事業は、保有している中古車に故障が発生したとき、保証の適用内で修理をする事業である。故障車両の走行距離、経過年数や修理内容等のデータを蓄積し分析することで、適切なワランティ商品の設計やプライシングを可能としている。
同社は15年5月に設立されたAZ-Star1号投資事業有限責任組合による出資受け入れのための受け皿である株式会社AZS一号が母体である。AZ-Star1号投資事業有限責任組合は15年2月に設立されたファンド運営会社AZ-Starが実施した第1号案件を指している。
AZ-Starの出資者は兼松(8020東証一部)、あおぞら銀行(8304東証一部)等である。15年6月にPFSを連結完全子会社とし、15年7月に現社名に商号変更された。PFSは07年7月に設立された株式会社ジー・ワンクレジットサービスが母体であり、13年7月に現社名に商号変更となった。
(2017年12月28日時点)