7065 東証スタンダード(サービス業)
ユーピーアール
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
パレット等の物流機器のレンタル及び販売を行う
ユーピーアール(以下、同社)グループは、パレット等の物流機器のレンタル及び販売を行う「物流事業」が主たる事業である。この他、位置情報・遠隔監視ソリューションを提供するIoTサービスとカーシェアリングを提供するビークルソリューションからなる「コネクティッド事業」も行っている。
同社グループは同社及び連結子会社6社からなる。同社とウベパレットサービス及びシンガポール、タイ、マレーシア、ベトナムの各子会社は物流事業を行い、同社と米国子会社はコネクティッド事業を行っている。同社は18/8期から事業部制を導入しており、物流事業は5事業部、コネクティッド事業は2事業部で構成されている。
18/8期の売上構成比は物流事業が91.7%、コネクティッド事業が8.3%となっている。全体の売上高が増加するなか、コネクティッド事業の売上構成比が高まる傾向にあるが、損益面ではコネクティッド事業は先行投資段階にあるためセグメント損失を計上している。
レンタル事業部は同社の売上高の約3分の2を占めるコア事業部で、98年に酒田義矢氏が社長に就任したのを機にレンタル事業に軸足をシフトし、事業を拡大してきた。
保有する木製やプラスチック製パレット、カゴ車や倉庫内で商品の保管スペースを有効にレイアウトできるネスティングラック等を顧客に貸し出すことで収益を上げている。また、クラウド上でパレットの管理を可能とするスマートパレットのレンタルも行っている。
(2019年6月14日時点)