5871 東証スタンダード(サービス業)
SOLIZE
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
自動車業界向けを中心に製品開発から生産工程まで幅広くサービスを提供
SOLIZEは、自動車業界向けを中心に製品開発から生産工程まで幅広く強みを持つエンジニアリング企業である。
SOLIZEの前身であるインクス社は1990年に設立された。3Dプリンター技術を核に、金型業界に大革命を起こしたが、過大な投資とリーマンショックが重なり、09年に民事再生手続きを開始し12年に民事再生手続きを完了した。なお、13年に現在の商号に変更している。
現在の事業は、
(1)SOLIZEグループのエンジニアが顧客企業の製品開発において、製品開発ノウハウ・技術等を直接提供する「デザイン事業」
(2)顧客企業に対してSOLIZEグループ所有の3Dプリンター等の設備による試作モデル製作、最終製品に使用する少量量産部品の製作、及び3Dプリンターの代理販売・保守サポート等を行う「マニュファクチュアリング事業」
から成る。
中国、米国、インドの海外子会社3社ではデザイン事業を展開するなどグロ-バル化も進んでいる。
22/12期売上高で約8割を占めるデザイン事業は、主に自動車業界の開発部門向けを中心にサービスを提供している。自動車開発に強みを持つハイエンドエンジニアが22/12期末に1,451名と連結従業員数の78.2%を占めている。
同事業は、自動車業界の開発部門向けを中心にサービスを提供する「エンジニアリングサービス」、企業のビジネスモデルや製品開発の業務プロセスの変革推進を支援する「コンサルティングサービス」により構成されている。
(2024年2月9日時点)