523A 東証グロース(金属製品)
セイワホールディングス
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
製造業に軸足を置き事業承継に悩む中小企業を支援するシリアルアクワイアラー
セイワホールディングスは、主に製造業を営む、後継者不足に悩む国内中小企業をM&Aにより事業承継し、持株会社としてグループ企業管理を行っているシリアルアクワイアラー(連続買収企業)である。セイワホールディングスグループは同社と連結子会社15社(事業活動を行っているのは14社)で構成されている。
セイワホールディングスは21年の設立だが、セイワホールディングスの歴史は前身である溶接関連事業を行う有限会社セイワ工業(現 株式会社セイワ工業)が設立された1995年にまで遡る。19年3月に野見山 勇大氏が代表取締役に就任して以降、後継者不在に悩む中小企業を連続的にM&Aし、バリューアップを行う事業モデルに転換した。
事業承継に際しては、モノづくりに於いて、①高い市場シェア、②高い参入障壁、③独自の技術・設備・特許、④高度な人材、⑤代替可能性が低い製品、サービスを保有しており、ニッチトップになり得る素養がありながら、後継者不在のため存続が困難な中小企業を対象としている。
セイワホールディングスは、以上の様な条件に加えて、オーナーと価値観や方向性が一致している先を対象とし、買収価格は原則としてEV/EBITDA倍率が5倍以内といった方針等により買収している。買収に際してはデューデリジェンスを行い、買収後は、経営体制、業務運営、情報システムを円滑に統合し、セイワホールディングス独自の経営支援・事業承継支援の基盤であるセイワプラットフォームを通じて、グループ全体の成長を追求している。
買収候補先のソーシングについては、自社に加え、仲介会社や金融機関等からの紹介を利用しており、25/5期では151案件の紹介を受けた。セイワホールディングスが今まで買収した案件については、外部からの情報提供によるものが多い。
<セイワプラットフォーム>
セイワプラットフォームには中小製造企業単独では保有することが難しい機能が揃っており、グループ企業に対して事業支援を行う上で重要な役割を果たしている。
セイワプラットフォームを通じて、グループ会社のバックオフィス機能を集中させることによりコスト削減を図るとともに、各企業にはそれぞれの事業に専念できる環境を整えている。また、営業・製造・開発等の戦略策定や生産性向上のための支援を行っている。生産性向上や事業拡大によって得られた資金をセイワプラットフォームの強化、設備投資、新規M&Aに活用することで競争力を更に強化するというプラスの循環を意識している。
<関係会社の状況>
連結子会社は15社あるが、事業活動を行っているのは、冨士商事(冨士鍍金工業所を取得するために設立した特別目的会社)を除く14社である。いずれも100%子会社である。傘下に収めた企業としては、これら14社の他に20年7月に買収したブロー成形機の製造・販売を行うブレンズがあるが、25年9月に全株を売却している。また、25年6月には、タマ化工が主体となって勝山塗装工業所からカチオン電着塗装事業を譲受し、タマ化工の東松山工場としている。
(2026年3月31日時点)



