4431 東証グロース(情報・通信)
スマレジ
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
クラウド型POSレジ「スマレジ」などのアプリの開発・販売を行う
スマレジ(以下、同社)は、飲食店や小売店が販売情報の管理・分析を行なうために使用するクラウド型POSレジ「スマレジ」を始め、経営管理に必要な情報の管理・分析を行うクラウドシステムを提供している。
また、レシートプリンターなどのレジ周辺機器やレシートロール紙等消耗品の販売も行っている。同社はクラウドサービスの単一セグメントだが、売上高は「クラウドサービス月額利用料等」と「クラウドサービス関連機器販売等」に区分されている。
クラウドサービス月額利用料等としては、アパレル等の小売店や飲食店向けに提供しているクラウド型POSレジの月額利用料金が主なものである。他にはクレジットカード決済手数料等の収入も含まれる。
スマレジは高額な従来型のPOSシステム(以下、レガシーPOSレジ)とは異なり、iPadやiPhoneといった身近な機器を活用できるクラウド型POSシステムで、インターネット経由でデータにアクセスすることができ、リアルタイムで売上情報を始めとする店舗情報を把握できる。ただし、スマレジのアプリケーションを運用するために必要な動作環境は、iOSに限られ、AndroidやWindowsのスマートデバイスでは動作が保証されない。
料金体系はフリーミアムを採用し、基本的なレジ機能を搭載した無料の「スタンダードプラン」の他に、ユーザーが必要とする機能に応じて4つの有料プランを選択できる。
スマレジは11年9月にリリースされたが、現場のニーズやカスタマーサポートが収集したユーザーの要望に基づき新機能を随時追加している。リリースから7年半の間に250回以上アップデートされており、ユーザーの要望を満たし利便性を高めることにより、高い顧客満足度につなげており、0.82%という低い解約率を実現している。
(2019年3月1日時点)