4386 東証スタンダード(情報・通信)
SIG
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
大手企業を顧客にもつシステム開発会社
SIG(以下、同社)は独立系のシステム開発会社である。1991年に住友金属(現新日鐵住金:5401東証一部)グループが50%を出資し設立された。00年の不況期に住友金属が多角化事業の整理を進める中で独立し、現在に至っている。
18/3期の事業分野別売上構成比をみるとシステム開発が80.2%、インフラ・セキュリティサービスが19.8%となっている。
システム開発では幅広い業種の顧客をもち事業を展開しているが、現在は1)パナソニック(6752東証一部)及びグループ企業向けに輸出向け電子部品実装装置の制御システムの開発、2)日立製作所(6501東証一部)の下で自治体などの人事給与システムなど公共システムの開発、3)電力会社向けの電力託送システムの開発、4)MVNO事業者のシステム開発支援、5)大学など文教向けの証明書自動発行機システムの開発などが主たる内容である。
インフラ・セキュリティーサービス事業はITインフラソリューションとセキュリティーサービスのビジネスに分けられる。
前者はネットワーク、データベース、バックアップ等の設計・構築から導入支援、運用管理までのサービスを提供している。また後者は米国のSecuGen社の総代理店としてセキュリティー商材の販売を行うほか設計・構築・保守・運用までの一元的なサービスを提供している。
(2018年6月26日時点)