4381 東証グロース(情報・通信)
ビープラッツ
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
課金業務を一括して提供、大手企業を中心に導入が進む
ビープラッツ(以下、同社)は、事業者が定期サービスや月額課金といったサブスクリプションビジネスを行うための統合プラットフォーム「Bplats(ビープラッツ)」をクラウドサービスとして提供している。
サブスクリプションとは、ソフトウェア、商品、サービスの利用に際し利用期間若しくは利用した時間に応じた料金方式を指す。
同社の主たる事業は、サブスクリプション事業であり、その他の事業の売上高及びセグメント利益は全事業セグメントの合計額に占める割合が著しく低いため開示していない。
同社の提供しているBplatsは、サブスクリプションビジネスを行う事業者向けのオールインワン型の統合プラットフォームである。
Bplatsが提供しているサービスは、見積もりなどの情報提供を行う機能から、注文や契約などの受注処理、料金・請求・課金を行うバックオフィス機能もあるなど、複数の必要なアプリケーションを一つにしたものである。加えてMVNO向け等、特定の事業者向けの業務特化型も付加するかたちで揃えている。
サブスクリプション事業の売上高は、Bplatsを新規導入する際の初期費用と新規導入及び利用開始後の開発、利用開始後の月額利用料から構成されている。17/3期の売上高内訳は、初期費用・開発等が50%、月額利用料が41%となっている。
顧客別では、富士通(6702東証一部)向けが売上高構成比で10%を超えている。富士通は、代理店でありBplatsの利用者でもある。
(2018年4月6日時点)