228A 東証グロース(情報・通信)
オプロ
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
請求書等の帳票に関する業務等をデジタル化するクラウドサービス等を提供
オプロは、請求書等の帳票に関する業務や、金融機関の窓口対応業務、行政機関の申請対応業務等をデジタル化するデータオプティマイズソリューションと、サブスクリプション・ビジネスを行う企業のバックオフィス業務等を支援するセールスマネジメントソリューションをクラウドサービス等で提供している。
オプロはクラウドサービス事業の単一セグメントであるが、売上高をクラウド売上、製品売上、製品保守売上、その他売上に区分している。データオプティマイズソリューション及びセールスマネジメントソリューションの売上高はクラウド売上に含まれている。
製品売上は、クラウドサービスの提供開始以前から販売しているオンプレミス製品の売上高であり、製品保守売上はオンプレミス製品に関わる保守売上である。23/11期における製品・サービス別売上高比率は、クラウド売上94.3%、製品売上0.5%、製品保守売上4.0%、その他売上1.1%であった。
23/11期におけるクラウド売上のソリューション別比率は、データオプティマイズソリューション74.7%、セールスマネジメントソリューション25.3%であった。
オプロは、様々な他社SaaSと連携したクラウドサービスとして、データオプティマイズソリューション及びセールスマネジメントソリューションを提供している。オプロ売上高の約9割は、世界で15万社以上の顧客を持つSalesforce, Inc.(以下、Salesforce社)とその日本法人であるセールスフォース・ジャパンが提供するクラウドサービスと連携して提供されている。
Salesforce社の提供するサービスは、顧客情報の管理・共有、営業活動の分析・可視化、営業プロセスの自動化等の機能を有しているだけでなく、オプロのような外部サービスとの連携が可能であり、同社が顧客から選ばれる理由の一つとなっている。オプロは、Salesforce社が提供するクラウド型CRMサービスと密に連携したサービスを提供していることを強みとしている。
(2024年8月23日時点)