431A 東証グロース(情報・通信)
ユーソナー
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
法人データベースとその活用サービスで企業のマーケティング活動を支援
ユーソナーは、法人データベース「LBC(Linkage Business Code)」及び、LBCを活用した各種サービスの提供により、企業のデータベースマーケティングによる営業活動を支援している。
LBCは、法人ベースでは大企業から中小企業まで450万社の企業情報を網羅しており、工場や事業所等を含む拠点ベースでは、1,250万拠点を網羅する国内最大規模の法人データベースである。
LBCを活用したサービスとしては、LBCのデータを参照し、ユーザー企業の顧客データを自動で統合して一元化するクラウドサービスの「ユーソナー」、ユーソナーを利用し易くするインターフェースとして営業アプローチ先リストの絞り込みに特化した「プランソナー」、名刺管理アプリを入り口としたマーケティングツールである「mソナー/ガイドソナー」を提供している。
mソナーはスマートフォンで利用し、mソナーと同じ画面をPCで閲覧できるオプションサービスとしてガイドソナーがある。LBCとLBCを活用するユーソナー、プランソナー、mソナー/ガイドソナーを含むサービス全体を「ソナーサービス」としている。
24/12期の売上構成比は、ソナーサービスが82.7%、その他が17.3%であった。ソナーサービスが同社の成長を牽引している。その他の売上高には、コンタクトセンター向けシステムやデータを活用したダイレクトメールの発送等の従来事業と、商業登記簿、不動産登記簿等のダウンロードサービスである「登記ソナー」等の新規サービスが含まれている。
収益モデル別では、サービスの定期的な利用によるストック売上が78.9%、初期設定等のフロー売上が21.1%であった。
ユーソナーは経営目標達成の判断指標として、ソナーサービスのARR、契約件数、ARPU、解約率を重視している。ソナーサービスの24/12期末のARRは43.9億円(前期末比23.3%増)、契約件数は841件(同16.5%増)、24/12期の収益金額ベースの月次解約率を年平均した解約率は0.36%であった。
(2025年10月21日時点)