FIXER(5129 TSE Growth)
概要(レポートから抜粋)
◆ Microsoft Azureを中心に手掛けるクラウドインテグレーター
・FIXER(フィクサー、以下、同社)は、Microsoft Azureを用いた基幹システムの構築に強みを持つクラウドインテグレーターである。クラウドに特化した新規システムの開発や、既存システムのクラウド移行を行う「プロジェクト型サービス」、クラウドサービス等のライセンスを仕入販売する「リセール」、保守・運用等を行う「マネージドサービス」、自動架電サービス等の「SaaS」に事業を分類している。
・23/8期においては、HER-SYS関連等の厚生労働省を中心とした取引先上位2顧客向けが売上高の77.4%を占めている。
◆ 24年8月期上期決算は39%減収、68%営業減益
・24/8期第2四半期累計期間(以下、上期)決算は、前年同期比39.1%減収、67.8%営業減益であった。自動架電サービスやプロジェクト型サービスの売上高の減少や、人件費等の増加等により、大幅減益となった。
◆ 24年8月期の会社計画は36%減収、72%営業減益
・24年4月に公表された24/8期の会社計画は、厚生労働省との取引が3月末で終了したため、前期比35.6%減収、71.5%営業減益である。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、厚生労働省向け等の売上高予想を減額した一方、費用予想も大幅に減額したため、24/8期の業績予想について、売上高を8,477百万円→7,146百万円(前期比35.3%減)、営業利益を487百万円→608百万円(同71.2%減)に修正した。
◆ リセール等の増加を見込み、26年8月期は本格回復を予想
・当センターでは、25/8期以降については、厚生労働省との取引終了に伴い、売上高予想を引下げたほか、利益予想も下方修正した。
・25/8期は、プロジェクト型サービスの増加とリセール等の減少を見込み、6.5%減収、2.1%営業増益と底這いを予想した。26/8期は、リセール等の増加を見込み、19.2%増収、65.0%営業増益と本格回復を予想した。
・FIXER(フィクサー、以下、同社)は、Microsoft Azureを用いた基幹システムの構築に強みを持つクラウドインテグレーターである。クラウドに特化した新規システムの開発や、既存システムのクラウド移行を行う「プロジェクト型サービス」、クラウドサービス等のライセンスを仕入販売する「リセール」、保守・運用等を行う「マネージドサービス」、自動架電サービス等の「SaaS」に事業を分類している。
・23/8期においては、HER-SYS関連等の厚生労働省を中心とした取引先上位2顧客向けが売上高の77.4%を占めている。
◆ 24年8月期上期決算は39%減収、68%営業減益
・24/8期第2四半期累計期間(以下、上期)決算は、前年同期比39.1%減収、67.8%営業減益であった。自動架電サービスやプロジェクト型サービスの売上高の減少や、人件費等の増加等により、大幅減益となった。
◆ 24年8月期の会社計画は36%減収、72%営業減益
・24年4月に公表された24/8期の会社計画は、厚生労働省との取引が3月末で終了したため、前期比35.6%減収、71.5%営業減益である。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、厚生労働省向け等の売上高予想を減額した一方、費用予想も大幅に減額したため、24/8期の業績予想について、売上高を8,477百万円→7,146百万円(前期比35.3%減)、営業利益を487百万円→608百万円(同71.2%減)に修正した。
◆ リセール等の増加を見込み、26年8月期は本格回復を予想
・当センターでは、25/8期以降については、厚生労働省との取引終了に伴い、売上高予想を引下げたほか、利益予想も下方修正した。
・25/8期は、プロジェクト型サービスの増加とリセール等の減少を見込み、6.5%減収、2.1%営業増益と底這いを予想した。26/8期は、リセール等の増加を見込み、19.2%増収、65.0%営業増益と本格回復を予想した。