5592 東証グロース(情報・通信)
くすりの窓口
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
薬局、医療機関、介護施設と利用者をつなぐプラットフォームとして各種事業を運営
くすりの窓口は、調剤薬局、医療機関、介護施設と利用者をつなぐプラットフォームとして各種事業を運営している。
グルメやライフスタイル等の各種業界向けに予約システムの提供を通じたユーザーと施設のマッチングサービスを展開しているEPARK(東京都港区)の一部門として、処方薬の受け取り予約サービスからスタートした。
フリービット(3843東証プライム)の子会社だった時期を経て、主要顧客である調剤薬局の需要を捉えながら事業領域を広げてきた。
くすりの窓口の事業は医療向けソリューションの開発および販売の単一セグメントだが、サービス別に3つの事業に区分されている。みんなのお薬箱事業、メディア事業、基幹システム事業の順に売上構成比が高いが、比較的分散している事業ポートフォリオとなっている。
メディア事業は、「医療と患者をつなぐプラットフォーム」というコンセプトのもと、患者の利便性向上と薬局への来局数増加を目的としたサービスを展開している。EPARKの調剤薬局向けサービスから発展してきた事業で、薬局の検索サイト/アプリ「EPARKくすりの窓口」と、電子お薬手帳アプリ「EPARKお薬手帳」の2つが主力サービスである。また、「Pharmacy Support」と呼ばれる、調剤薬局の患者リピート来店促進に特化した顧客管理システムの提供も行っている。
みんなのお薬箱事業は、「医薬品卸と薬局をつなぐプラットフォーム」というコンセプトのもと、薬局に対するソリューションとして、医薬品の流通改善を支援する事業である。「みんなの共同仕入れサービス」、「eオーダーシステム」、「みんなのお薬箱」の3つのサービスを展開している。
基幹システム事業は、「医科、薬局、介護のデータ連携プラットフォーム」というコンセプトのもと、医療機関、薬局、介護施設向けのシステムを販売する事業である。
(2023年10月13日時点)