9562 東証グロース(サービス業)
ビジネスコーチ
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
企業役員、管理職、一般社員を対象にビジネスコーチングを提供
ビジネスコーチ(以下、同社)は、ビジネスコーチングを中心とした人材開発事業を主な事業としている。
ビジネスコーチングとは、「ビジネス目標を達成するために、クライアント(人と組織)の行動変容を支援する行為」である。また、ビジネスコーチとは、「ビジネスコーチングを提供できる実践知とスキルを有する人」である。
研修やコンサルティングと混同されがちだが、課題解決に向けてのアプローチは大きく異なる。研修は受講者が必要とする知識をインプットするアプローチであり、コンサルティングはコンサルタントがクライアントに対して専門的な情報を提供し、現状分析やソリューションを提供するアプローチである。
これに対してコーチングは、コーチが承認・傾聴・質問などのプロセスによりクライアントに「気づき」をもたらし、クライアントの「行動変容」のアイデアを引き出し、「自発的な行動」を促すアプローチである。
同社の提供するビジネスコーチングは一人のコーチが一人のクライアントに対してコーチングを行う「1対1型」と一人のコーチがクライアントのグループに対してコーチングを実施する「1対n型」に分けられる。
同社の提供するサービスはビジネスコーチングのフェーズ(気づき、実践、継続・定着)とサービスのタイプ(1対1型、1対n型、その他)のマトリックスで構成されている。
ビジネスコーチング以外では人事コンサルティング、公開セミナー、コーチング資格取得プログラムをその他サービスとして提供している。
21/9期の各サービスの売上構成比はビジネスコーチングプログラムが55%、マイクロラーニングが12%となり、以上で構成される1対n型で67%であった。また、エグゼクティブコーチングが18%、ビジネスリーダー/ビジネスパーソンコーチングが5%となり、以上からなる1対1型が23%を占めた。残りの10%はビジネスコーチング以外のサービスである。
(2022年10月21日時点)