概要(レポートから抜粋)
九州から全国への進出を目論む独立系家賃債務保証会社
市場の拡大と店舗網の増強によって、大幅増益が継続しよう
◆九州から全国への進出を目論む独立系家賃債務保証会社
・ジェイリース(以下、同社)は、賃貸住宅等における家賃債務保証事業を中心に、不動産賃貸にかかわる各種支援サービスを賃借人、貸主、不動産賃貸仲介会社の間に入って提供する独立系のノンバンクである。
・大分県を発祥の地として九州で地盤を築いてきたが、近年、関東や地方都市への進出を強化しており、18/3期の受取保証料に占める九州地域の比率は前期比6.2%ポイント低下し、41.6%となった。
◆18年3月期は22%増収、21%営業増益だが計画未達
・18/3期決算は、21.9%増収、20.9%営業増益、12.5%経常増益であった。第3四半期までは計画を上回るペースであったが、第4四半期に引越し時期の分散化による繁忙期のずれ込み等の影響があり、通期実績は前期比25.0%増収、42.4%営業増益を見込んでいた計画を下回った。
◆ 19年3月期の会社計画は21%増収、20%営業増益
・19/3期について同社は、店舗網の拡充やサービスラインナップの強化等を背景に、21.0%増収、20.2%営業増益を計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、18/3期の売上高や売上総利益率の実績が当センターの予想を下回ったことを考慮して19/3期の業績予想を見直し、売上高は6,390百万円→6,040万円(前期比20.2%増) に、営業利益は645百万円→509百万円(同24.9%増)に減額した。
◆市場の拡大と店舗網の増強によって大幅増益の継続を予想する
・当センターでは、20/3期についても業績予想を引き下げたものの、民法改正による家賃債務保証市場の拡大や店舗網の増強によって、20/3期は30.7%、21/3期は18.7%の営業増益を予想している。
市場の拡大と店舗網の増強によって、大幅増益が継続しよう
◆九州から全国への進出を目論む独立系家賃債務保証会社
・ジェイリース(以下、同社)は、賃貸住宅等における家賃債務保証事業を中心に、不動産賃貸にかかわる各種支援サービスを賃借人、貸主、不動産賃貸仲介会社の間に入って提供する独立系のノンバンクである。
・大分県を発祥の地として九州で地盤を築いてきたが、近年、関東や地方都市への進出を強化しており、18/3期の受取保証料に占める九州地域の比率は前期比6.2%ポイント低下し、41.6%となった。
◆18年3月期は22%増収、21%営業増益だが計画未達
・18/3期決算は、21.9%増収、20.9%営業増益、12.5%経常増益であった。第3四半期までは計画を上回るペースであったが、第4四半期に引越し時期の分散化による繁忙期のずれ込み等の影響があり、通期実績は前期比25.0%増収、42.4%営業増益を見込んでいた計画を下回った。
◆ 19年3月期の会社計画は21%増収、20%営業増益
・19/3期について同社は、店舗網の拡充やサービスラインナップの強化等を背景に、21.0%増収、20.2%営業増益を計画している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、18/3期の売上高や売上総利益率の実績が当センターの予想を下回ったことを考慮して19/3期の業績予想を見直し、売上高は6,390百万円→6,040万円(前期比20.2%増) に、営業利益は645百万円→509百万円(同24.9%増)に減額した。
◆市場の拡大と店舗網の増強によって大幅増益の継続を予想する
・当センターでは、20/3期についても業績予想を引き下げたものの、民法改正による家賃債務保証市場の拡大や店舗網の増強によって、20/3期は30.7%、21/3期は18.7%の営業増益を予想している。