• Facebook
  • Twitter

MENU

6198 東証グロース(サービス業)

レポート一覧はこちら

キャリア

アップデートレポート

(公開日 2018.07.27)

PDFを開く

概要(レポートから抜粋)

シニア人材活用の業務コンサルティングの性格を持ち合わせる人材サービス会社
18年9月期はシニアケア事業の伸び悩みで会社計画下方修正

◆会社概要
・キャリア (以下 、同社)は、シニア層に資する人材サービスを行う企業である。シニア層に就労機会を提供するシニアワーク事業と、介護施設に介護士等の有資格者を提供するシニアケア事業の二本柱で展開する。

◆18年9月期上期決算
・18/9期第2四半期累計期間(以下、上期)決算は、売上高5,059百万円(前年同期比16.8%増)、営業利益253百万円(同3.9%増)で、 会社計画に対する達成率は、売上高が95.0%、営業利益が75.9%に留まった。
・シニアワーク事業は概ね順調に推移したが、シニアケア事業で業務改善の効果が思うように出なかったことが影響した。

◆18年9月期業績予想
・18/9期業績について、同社は売上高10,100百万円(前期比11.0%増)、営業利益485百万円(同9.6%減)へ下方修正した。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、18/9期の業績予想を、売上高10,220百万円(前回11,049百万円)、営業利益498百万円(同753百万円)へ下方修正した。シニアケア事業での業務プロセス変更の影響による稼働人員数の伸び悩みや、社会保険の適用範囲の想定以上の拡大の影響を織り込んだ。

◆今後の注目点
・当センターでは、19/9期以降、年16%~18%台の増収により、売上総利益率の低下と 販売費及び一般管理費の増加を吸収し、売上高営業利益率は20/9期には6.1%まで回復すると予想する。
・18/9期のシニアケア事業の状況を受け、同社は拠点数増加を優先する方針に変更した。その結果、19/9期以降、拠点数の新設が加速すると見られる。この方針変更が業績にどのように影響するかが、当面の注目点となろう。

検索

アプリ

iPhone/Android/iPad版無料アプリ
「アナリストレポートライブラリ」

無料アプリでアナリストレポート情報を素早く取得

  • Google play
  • App Store