概要(レポートから抜粋)
◆会社概要
・ベステラ(以下、同社)は、プラント解体専業で、解体の施工能力を持たず、エンジニアリング・マネジメント業務に特化する「持たざる経営」を実現し、数々の特許工法を確立して成長してきた。
・解体工程の「視える化」のために開始した3D事業が次の成長の柱として期待されている。
◆18年1月期決算
・18/1期決算は、売上高4,496百万円(前期比7.5%増)、営業利益386百万円(同2.9%減)で、期初会社計画に対する 達成率は、売上高が78.9%、営業利益が68.4%に留まった。工事監督の増員が進まず、工事監督の不足を原因とする受注や着工の先送り等により、完成工事(売上)につながらなかった案件が発生した。
◆19年1月期業績予想
・19/1期業績について、同社は売上高5,100百万円(前期単体比13.4%増)、営業利益422百万円(同9.3%増) を予想している 。子会社化した会社があるため、19/1期からは連結での開示となる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/1期の業績予想を、売上高5,059百万円、営業利益426百万円と会社計画に近い水準にまで下方修正した。18/1期の状況から、工事監督の人数の想定を引き下げたことが主な要因である。
◆今後の注目点
・当センターでは、20/1期以降、年17~19%程度の増収が続くと見込む一方、採用の増加や投資の継続による費用増を織り込み、21/1期まで 売上高営業利益率は8%台前半に留まるものと予想する。案件を担う工事監督の増員・戦力化が旺盛な需要環境に対応できるかが焦点となろう。
・次の成長の柱となる3D事業は、収益の確保への道筋が焦点となろう。具体的には、本業のプラント解体と融合する3D解体への展開、ロボティクス技術との融合により原子力廃炉分野への参入が進むかどうかにも注目しておきたい。
・ベステラ(以下、同社)は、プラント解体専業で、解体の施工能力を持たず、エンジニアリング・マネジメント業務に特化する「持たざる経営」を実現し、数々の特許工法を確立して成長してきた。
・解体工程の「視える化」のために開始した3D事業が次の成長の柱として期待されている。
◆18年1月期決算
・18/1期決算は、売上高4,496百万円(前期比7.5%増)、営業利益386百万円(同2.9%減)で、期初会社計画に対する 達成率は、売上高が78.9%、営業利益が68.4%に留まった。工事監督の増員が進まず、工事監督の不足を原因とする受注や着工の先送り等により、完成工事(売上)につながらなかった案件が発生した。
◆19年1月期業績予想
・19/1期業績について、同社は売上高5,100百万円(前期単体比13.4%増)、営業利益422百万円(同9.3%増) を予想している 。子会社化した会社があるため、19/1期からは連結での開示となる。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、19/1期の業績予想を、売上高5,059百万円、営業利益426百万円と会社計画に近い水準にまで下方修正した。18/1期の状況から、工事監督の人数の想定を引き下げたことが主な要因である。
◆今後の注目点
・当センターでは、20/1期以降、年17~19%程度の増収が続くと見込む一方、採用の増加や投資の継続による費用増を織り込み、21/1期まで 売上高営業利益率は8%台前半に留まるものと予想する。案件を担う工事監督の増員・戦力化が旺盛な需要環境に対応できるかが焦点となろう。
・次の成長の柱となる3D事業は、収益の確保への道筋が焦点となろう。具体的には、本業のプラント解体と融合する3D解体への展開、ロボティクス技術との融合により原子力廃炉分野への参入が進むかどうかにも注目しておきたい。