概要(レポートから抜粋)
◆人工知能(AI)を活用したサービスを個人、企業向けに提供
HEROZ(以下、同社)は、人工知能(以下、AI)を活用したサービスを提供する企業である。個人(BtoC)向けには、AIを用いた将棋等の頭脳ゲームのアプリ ケーション(以下、アプリ)を提供し、企業(BtoB)向けには機械学習等のAIサービスを提供している。
同社の事業は、AI関連事業の単一セグメントだが、サービス区分として、AI(BtoC)サービスとAI(BtoB)サービスに分類される。17/4期の売上高の94.1%がAI(BtoC)サービスによるものと推算される。今後AI(BtoB)サービスの伸びが全体の成長を牽引するものと考えられる。
◆AI(BtoC)サービス
同社は、創業来、将棋やバックギャモン、チェスといった頭脳ゲームにAI技術を導入することで事業展開してきた。その過程で機械学習やディープラーニングのイノベーションを経験し、AI関連の技術を蓄積してきた。
頭脳ゲームにAIを活用したアプリを、Google Inc.が運営するGoogle PlayやApple Inc.が提供するApp Store等のプラットフォームを通じて提供するのが、同社のBtoC向けのサービスである。
中でも「将棋ウォーズ」は、同社のエンジニアが開発した将棋AIの「Ponanza(ポナンザ)」を搭載したスマートフォン将棋ゲームアプリで、会員数は世界最大の420万人を有している。「Ponanza」は、13年に現役のプロ棋士に、17年に名人に勝利するという実績を持っている。
HEROZ(以下、同社)は、人工知能(以下、AI)を活用したサービスを提供する企業である。個人(BtoC)向けには、AIを用いた将棋等の頭脳ゲームのアプリ ケーション(以下、アプリ)を提供し、企業(BtoB)向けには機械学習等のAIサービスを提供している。
同社の事業は、AI関連事業の単一セグメントだが、サービス区分として、AI(BtoC)サービスとAI(BtoB)サービスに分類される。17/4期の売上高の94.1%がAI(BtoC)サービスによるものと推算される。今後AI(BtoB)サービスの伸びが全体の成長を牽引するものと考えられる。
◆AI(BtoC)サービス
同社は、創業来、将棋やバックギャモン、チェスといった頭脳ゲームにAI技術を導入することで事業展開してきた。その過程で機械学習やディープラーニングのイノベーションを経験し、AI関連の技術を蓄積してきた。
頭脳ゲームにAIを活用したアプリを、Google Inc.が運営するGoogle PlayやApple Inc.が提供するApp Store等のプラットフォームを通じて提供するのが、同社のBtoC向けのサービスである。
中でも「将棋ウォーズ」は、同社のエンジニアが開発した将棋AIの「Ponanza(ポナンザ)」を搭載したスマートフォン将棋ゲームアプリで、会員数は世界最大の420万人を有している。「Ponanza」は、13年に現役のプロ棋士に、17年に名人に勝利するという実績を持っている。