概要(レポートから抜粋)
◆会社概要
・キャリア(以下 、同社)は、シニア層に資する人材サービスを行う企業である。シニア層に就労機会を提供するシニアワーク事業と、介護施設に介護士等の有資格者を提供するシニアケア事業の二本柱で展開する。
◆17年9月期決算
・17/9期決算は、売上高9,097百万円(前期比22.7%増)、営業利益536百万円(同28.6%増)で、期初会社計画に対する達成率は、売上高が98.8%、営業利益が98.9%に留まった。
・シニアワーク事業はホワイトカラー向けの需要増が増収を牽引したが、コンサルタントが想定より増えなかった。シニアケア事業は登録者の稼働率上昇が増収を牽引したが、拠点数の増加が1拠点に留まった。
◆18年9月期業績予想
・18/9期業績について、同社は売上高11,067百万円(前期比21.7%増)、営業利益736百万円(同37.3%増)を予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、18/9期の業績予想を、売上高11,049百万円(前回11,479百万円)、営業利益753百万円(同767百万円)へ微修正した。シニアワーク事業、シニアケア事業とも前期比20%台の増収を見込み、その増収効果によって売上高営業利益率が改善すると予想した。
◆今後の注目点
・当センターでは、19/9期以降、年15~18%程度の増収により、売上総利益率の低下と 販売費 及び一般管理費の増加を吸収し、売上高営業利益率は20/9期には7.2%まで改善するものと予想する。
・シニアワーク事業が目指すシニア活用事例の蓄積はコンサルタントの人数で、シニアケア事業が目指す進出地域の拡大は拠点数で、それぞれの動向がうかがえる。当面は、それらの増加ペースが注目点となろう。
・キャリア(以下 、同社)は、シニア層に資する人材サービスを行う企業である。シニア層に就労機会を提供するシニアワーク事業と、介護施設に介護士等の有資格者を提供するシニアケア事業の二本柱で展開する。
◆17年9月期決算
・17/9期決算は、売上高9,097百万円(前期比22.7%増)、営業利益536百万円(同28.6%増)で、期初会社計画に対する達成率は、売上高が98.8%、営業利益が98.9%に留まった。
・シニアワーク事業はホワイトカラー向けの需要増が増収を牽引したが、コンサルタントが想定より増えなかった。シニアケア事業は登録者の稼働率上昇が増収を牽引したが、拠点数の増加が1拠点に留まった。
◆18年9月期業績予想
・18/9期業績について、同社は売上高11,067百万円(前期比21.7%増)、営業利益736百万円(同37.3%増)を予想している。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、18/9期の業績予想を、売上高11,049百万円(前回11,479百万円)、営業利益753百万円(同767百万円)へ微修正した。シニアワーク事業、シニアケア事業とも前期比20%台の増収を見込み、その増収効果によって売上高営業利益率が改善すると予想した。
◆今後の注目点
・当センターでは、19/9期以降、年15~18%程度の増収により、売上総利益率の低下と 販売費 及び一般管理費の増加を吸収し、売上高営業利益率は20/9期には7.2%まで改善するものと予想する。
・シニアワーク事業が目指すシニア活用事例の蓄積はコンサルタントの人数で、シニアケア事業が目指す進出地域の拡大は拠点数で、それぞれの動向がうかがえる。当面は、それらの増加ペースが注目点となろう。