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あんしん保証

アップデートレポート

(公開日 2018.01.19)

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概要(レポートから抜粋)

◆会社概要
・あんしん保証(以下、同社)は、家賃債務保証業界の中堅だが、事前立替型と呼ばれる業界の主流と一線を画すサービスのパイオニアである。

◆18年3月期上期決算
・18/3期第2四半期累計期間(以下、上期)決算は、営業収益が1,269百万円(前年同期比15.3%増)、営業利益が34百万円(同67.5%減)となった。期初の通期計画に対する進捗率は営業収益が43.9%、営業利益が11.7%で、営業利益の進捗率が特に低い。増員や基幹システム移行のための費用増が利益を圧迫した。

◆18年3月期業績予想
・18/3期業績について、同社は営業収益2,892百万円(前期比24.5%増)、営業利益298百万円(同12.8%増)を据え置いた。上期の進捗率の低さに関して、季節要因により 保証会員や保証残高が下期に増える商品が複数あることから、計画の達成を目指すとしている。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)では、18/3期の業績予想について、営業収益は2,770百万円(前期比19.2%増)、営業利益は267百万円(同1.2%増)へ下方修正 した。保証会員数の増加幅の縮小が下方修正の主な要因である。

◆今後の注目点
・当センターでは、19/3期以降、年16~17%台の増収が続き、20/3期に営業利益率は13.7%まで上昇すると予想する。各期末の保証会員及び保証残高が前期末比15~18%増のペースで積み上がり、営業収益の増加ペースが営業費用の増加ペースを上回ってこよう。
・短期的には次期基幹システムへの移行がスムーズに行われるか、また、中期的には家賃保証業界に関連する法制度の変更がどのような影響を及ぼすかにも、注意を払っておきたい。

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