概要(レポートから抜粋)
◆家賃債務等の保証サービスと周辺業務の受託サービスを提供
・イントラスト(以下、同社)は、賃貸住宅等の家賃債務や、入院・介護費用などに対して、利用者とサービス提供者の間に入って保証サービスを提供するプレステージ・インターナショナル傘下のノンバンクである。
・大手取引先が家賃滞納リスクを自ら負担する方針としたことに伴い、保証業務以外の各種業務をサービス提供者から受託するソリューションサービスを事業の柱に据えたところ、契約件数が急拡大し、従来型の家賃保証会社から高効率、高収益 の新しい業態へと変貌を遂げつつある。
◆18年3月期上期決算は11%増収、48%営業増益
・18/3期第2四半期累計期間(以下、上期)の決算は、10.5%増収、47.9%営業増 益、47.6%経常増益であった。原価率が低いソリューションサービスの拡大や、貸倒関連費用の縮小などによって、営業利益率は前年同期の20.8%から27.9%へと急上昇した。
◆18年3月期の会社計画は35%営業増益に上方修正された
・上期実績を踏まえて、同社は、前期比6.6%増収、10.3%営業増益としていた18/3期計画を、12.4%増収、34.8%営業増益に上方修正した。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、ソリューションサービスの予想売上高を引き上げる一方、貸倒関連費用などのコストの想定を引き下げたため、18/3期の業績予想を見直し 、売上高 は3,049百万円→3,077万円(前期比13.4%増)に、営業利益は804百万円→858百万円(同41.0%増)に増額した。
◆ソリューションサービスの拡大による収益性の改善が続こう
・当センターでは、大手取引先から新たなソリューションサービス業務を受託したことを受けて、同社の収益性が中期的に改善を続けると予想している。
・イントラスト(以下、同社)は、賃貸住宅等の家賃債務や、入院・介護費用などに対して、利用者とサービス提供者の間に入って保証サービスを提供するプレステージ・インターナショナル傘下のノンバンクである。
・大手取引先が家賃滞納リスクを自ら負担する方針としたことに伴い、保証業務以外の各種業務をサービス提供者から受託するソリューションサービスを事業の柱に据えたところ、契約件数が急拡大し、従来型の家賃保証会社から高効率、高収益 の新しい業態へと変貌を遂げつつある。
◆18年3月期上期決算は11%増収、48%営業増益
・18/3期第2四半期累計期間(以下、上期)の決算は、10.5%増収、47.9%営業増 益、47.6%経常増益であった。原価率が低いソリューションサービスの拡大や、貸倒関連費用の縮小などによって、営業利益率は前年同期の20.8%から27.9%へと急上昇した。
◆18年3月期の会社計画は35%営業増益に上方修正された
・上期実績を踏まえて、同社は、前期比6.6%増収、10.3%営業増益としていた18/3期計画を、12.4%増収、34.8%営業増益に上方修正した。
・証券リサーチセンター(以下、当センター)は、ソリューションサービスの予想売上高を引き上げる一方、貸倒関連費用などのコストの想定を引き下げたため、18/3期の業績予想を見直し 、売上高 は3,049百万円→3,077万円(前期比13.4%増)に、営業利益は804百万円→858百万円(同41.0%増)に増額した。
◆ソリューションサービスの拡大による収益性の改善が続こう
・当センターでは、大手取引先から新たなソリューションサービス業務を受託したことを受けて、同社の収益性が中期的に改善を続けると予想している。