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ABホテル

新規上場会社紹介レポート

(公開日 2017.12.28)

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概要(レポートから抜粋)

◆駅前やインターチェンジ付近にホテルを展開
ABホテル(以下、同社)は「ABホテル+地名」という名称で愛知県を中心に宿泊に特化したホテルを展開している。ABホテルのABは“Amenity Bright”の頭文字に由来し、「快適に、心地よく、明るく輝く」をコンセプトとしている。

同社の前身は、親会社である東祥(8920東証一部・名証一部)のホテル事業部である。99年11月に東祥がホテルサンルート三河安城(現ABホテル三河安城本館)をフランチャイジーとして開業したことが始まりである。05年にサンルートから脱退し、14年6月に埼玉県深谷市に出店し、それまでの愛知県中心から全国展開を開始した。

14年10月にホテル事業を目的として、東祥から新設会社分割により、同社が設立された。同社設立以降は15/3期(6カ月間)に1店舗、16/3期に2店舗、17/3期に3店舗、18/3期の第2四半期累計期間(以下、上期)には3店舗を出店し、店舗展開を加速している。

現在は 、愛知県、石川県、岐阜県、奈良県、群馬県、埼玉県、静岡県に合計17のホテルを保有している。特徴としては130室前後のホテルが多く、宴会場やレストランも持たない宿泊特化型ホテルである。

駅前や主要インターチェンジ付近など、ビジネスでの利用が見込める地域を中心にファミリー層や女性にも宿泊してもらえるホテルを展開している。ビジネス向けを意識した出店地域は、同社のホテルが多い愛知県三河地区のように 製造業が発展している 地域が比較的多いが、金沢や奈良のような観光立地タイプや名古屋栄のような都心型のホテルもある。

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