6580 東証グロース(サービス業)
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事業内容(レポートから抜粋)
中小企業黒字化の経営支援サービスを提供
ライトアップ(以下、同社)は、中小企業を黒字にするための経営支援サービスを提供する企業である。現在は、中小企業向けの経営改善ツールである「Jエンジン」、共同仕入れネットワークを介したITツールの仕入・開発サービスである「JDネット」が成長の主軸となっている。
同社の事業は、クラウドソリューション事業とコンテンツ事業の2つの報告セグメントから構成される。クラウドソリューション事業には、「Jエンジン」と「JDネット」の2つのサービスが含まれ、全体の売上高の76.1%を占める主力事業となっている。
同社が提供する「経営課題解決エンジン(Jエンジン)」は、クラウド型の中小企業向けの経営コンサルティングサービスとして開発され、14年4月にサービスが開始された。
「Jエンジン」に会員企業が自社の抱える経営課題を入力すると、経営課題を解決するために適した商材やサービスが提案され、詳細情報を請求することができる仕組みとなっている。
経営課題は、生産性向上に資する「業務のIT化」と「人材の採用・研修」、資金繰り改善に関連する「営業支援・販促ツール」と「資金手段(士業活用)」の4領域に分類される。
上記の提案はシステムにより自動で行われ、「Jエンジン」を利用すること自体は無料である。しかし、詳細な提案を受けたい場合には、同社の事務局スタッフであるコンサルタントによる支援(経営コンサルティングサービス)を利用することができる。その場合は、約2~3カ月の利用で約30万円がかかる。
集客は、ウェブ上でのマーケティングのほか、リアルな経営勉強会の開催を通じて行われるが、同社では後者を重視している。勉強会の開催は、自社開催、共催を含めて全国47都道府県で年間約600回となり、約20,000社の経営層に対して説明を行っている。
その結果、18/3期末時点で、登録会員は累計で、ウェブ経由12,650社、勉強会経由42,533社となった(両者は一部重複がある)。また、経営コンサルティングサービスや企業内研修等の有料サービスの提供先は18/3期末時点で1,517社となった。
(2018年6月26日時点)