6570 東証スタンダード(サービス業)
共和コーポレーション
企業情報
新規上場会社紹介レポート
事業内容(レポートから抜粋)
長野県を中心に展開する独立系のアミューズメント施設運営事業者
共和コーポレーション(以下、同社)の主力事業は、長野県を中心に展開するアミューズメント施設の運営である。アミューズメント機器メーカーの傘下に属さない独立系であることが最大の特徴である。また、施設運営のほか、アミューズメント施設運営業者や卸売業者に対する機器の販売等も行っている。
同社の報告セグメントは、アミューズメント施設運営事業、アミューズメント機器販売事業の2つの報告セグメントに分類される。17/3期の同社の売上高の約74%がアミューズメント施設運営事業によるものである。
アミューズメント施設運営事業では、「APINA(アピナ)」、「YAZ(ヤズ)」、「GAMECITY(ゲームシティ)」の3ブランドでアミューズメント施設を運営している。長野県を中心とした1都6県で施設を運営している。直営での出店が基本で、17/3期末に48店舗、18/3期第3四半期末に47店舗を展開している。
なお、「YAZ」は15年3月にYAZアミューズメントを、「GAMECITY」は16年6月にシティエンタテインメントの全株式を取得し、それぞれを完全子会社化したことにより取得した店舗ブランドである。
同社の店舗は、3世代来店を促す店舗づくりが行われており、ファミリー層を想定している。1,500㎡以下の中型店が中心であり、また、居抜き物件を利用することで、ローコストでの出店を可能としている。
全国各地のアミューズメント施設運営業者(オペレーター)や卸売業者(ディストリビューター)に対してアミューズメント関連機器等の販売を行うのが、アミューズメント機器販売事業である。同社は特定メーカーの系列に属さない独立系であるため、主要メーカーの人気機種を取り扱うことが可能である。現在、約130社を顧客とし、約950施設に機器を納入している。売上高のうち、40%~45%が景品の販売と推察される。
(2018年3月23日時点)