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アルファポリス

9467

アナリストレポート

基本情報

特色 ITを活用して小説や漫画を集めて書籍化するライトノベルに強い出版社 市場名 東証マザーズ

事業内容(レポートより抜粋)

アルファポリス(以下、同社)は、自社で運営するウェブサイトに投稿された小説や漫画を書籍化する出版社である。従来の出版社のビジネスモデルとは異なり、事業リスクを軽減するとともに、出版業界の中での新しい市場を創出してきた。

ゲーム事業の開始により、同社は17/3期より出版事業とゲーム事業の2つを報告セグメントとしている。出版事業の売上高はさらに、書籍の内容により「ライトノベル」、「漫画」、「文庫」、「その他」の4つのジャンルに分類される。売上高全体の半分弱をライトノベルが占めるが、漫画の売上構成比も上昇している。

従来の出版社のビジネスモデルでは、作家からの持ち込みまたは応募によるコンテンツは、編集部員の審査を経て書籍化されてからやっと読者が閲覧できるようになる。売れるかどうかは編集部員の目利きに依存する。

一方、同社のビジネスモデルでは、作家が作品を自由に投稿できるウェブサイト「アルファポリス 電網浮遊都市」が用意され、投稿と同時に、誰もが閲覧できるようにしている。その中で人気になったコンテンツを中心に書籍化している。

同社のウェブサイトは小説や漫画などのコンテンツを配信するメディアであると同時に、マーケティングツールとしての役割を担っている。この役割を活性化することが成長の速度を決めると言っても過言ではない。そのため、同サイトはユーザーが投稿するのも閲覧するのも無料であるのと同時に、見やすさを重視するために、広告をほとんど掲載していない。

ウェブサイトで蓄積されたユーザー評価を基に、同社の編集部が書籍化するコンテンツを選定する。すでにユーザーの評価を受けたコンテンツを選定するため、損益分岐点に売上高が達しないリスクを軽減することができる。さらに、最新のトレンドに近いコンテンツの書籍化が可能となり、売れ行きを伸ばせる可能性が高くなる。

(2017年7月28日時点)


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沿革(レポートより抜粋)

93年に博報堂に入社した梶本雄介氏が、00年8月に同社を創業した。同氏のメディア・エンタテイメントの分野でいつか独立したいという気持ちは、90年代後半以降のインターネットの普及に後押しされた。

また、書店で並ぶ書籍を見て、装丁等の売り方が書籍のターゲット層と合っていないものが多いことに気づき、出版業界に対する問題意識を強く感じたことから、インターネットを活用した出版サービスを創業事業とした。

創業後、書籍出版化支援サービスである「ドリームブッククラブ」を開始した。作家は作品をウェブサイトに掲載し、一定期間誰でも閲覧できるようにする。閲覧した読者は出資と購買予約が可能で、それらの申し込み金額が一定以上集まると、書籍化されるという仕組みである。市川拓司氏のデビュー作でテレビ化した「Separation」は、このサービスから世の中に送り出された作品である。

「ドリームブッククラブ」は、今で言うクラウドファンディングの仕組みと類似している。しかし、インターネット上で出資を募ることについて作家側の心理的負担が重く、作品が集まりにくくなったことから、現在のアルファポリスの一サービスとなり、10年7月には「ドリームブッククラブ」はサービスを終了した。

「ドリームブッククラブ」スタートの後、03年に、現在のウェブサイト「アルファポリス」のサービスが開始された。ビジネスモデルの大枠は現在のものと変わらない。07年の 「アルファポリス文庫」創刊後は、09年に大人の女性のための恋愛小説レーベル「エタニティブックス」、10年に新感覚ファンタジー小説レーベル「レジーナブックス」、14年にラブロマンスノーベル「ノーチェブックス」といった新ジャンルを立ち上げていった。

また、コンテンツをいかに集めるかという同社のビジネスモデルの根幹となる仕組みは、08年に開始した出版申請制度と第1回「Webコンテンツ大賞」によって確立したと言える。

(2015年9月04日時点)


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