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シンシア

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基本情報

特色 コンタクトレンズのファブレス製造・販売会社 市場名 東証マザーズ

事業内容(レポートより抜粋)

シンシア(以下、同社)は、1日使い捨て、2週間交換、1カ月交換タイプといった使い捨てコンタクトレンズを中心とした、コンタクトレンズのファブレス製造・販売会社である。

同社の事業セグメントは、コンタクトレンズ事業のみであるが、カテゴリー別では以下のように、自社ブランド「L-CON」シリーズを中心として多種類のコンタクトレンズを提供している。

また、同社では取引先プライベートブランドコンタクトレンズの受託製造にも取り組んでおり、同社の専門知識と取引先の企画開発力を融合した商品の市場展開も行っている。

同社が提供するコンタクトレンズは、1日使い捨てコンタクトレンズ、及び2週間、1カ月の短期間交換コンタクトレンズと言った、いわゆるディスポーザブルが中心であり、コンベンショナル(従来型の交換期間が1年以上)なコンタクトレンズは提供していない。金額ベースでは、OEM供給品の9割以上が1日使い捨てコンタクトレンズ、自社ブランドでは7~8割程度を1日使い捨てコンタクトレンズが占めている。

また、カテゴリー別では、クリアレンズ、サークルレンズ、カラーコンタクトレンズの3種類を提供している。クリアレンズとは、通常の透明のレンズであり、サークルレンズは、茶色や黒色で、瞳を大きく見せる目的で装着される。さらに、カラーコンタクトレンズは、サークルレンズ以上にコスメ色が強いものであり、大きさのみならず、瞳の色を変え、印象を変える目的で装着するものである。

同社グループは、連結子会社3社、非連結子会社2社で構成されている。また、同社の親会社にあたるキャピタルメディカは、医療機関の経営支援、医療周辺事業、高齢者施設運営等を行っている。

全子会社5社のうち、4社は、台湾、香港、マレーシア、タイに、1社は東京にある。海外売上は、17/3期に全体の約5%程度であり、今後事業拡大を目指す。

また、子会社はすべてコンタクトレンズの販売を目的に設立されており、グループ会社は製造には直接関与していない。

従来の1年以上使い続けるハードコンタクトレンズは利用者に合わせるため多くのバリエーションが必要であったが、現在、広く普及している使い捨てタイプのソフトコンタクトレンズは、その性質上、限られたバリエーションで利用者への対応が可能となっている。

具体的には、従来利用者の目のサイズにあった最適なコンタクトレンズを提供するためには、コンタクトレンズ製造会社は、多様なサイズをそろえる必要があった。1年以上使用し続けるコンベンショナルハードコンタクトレンズの場合は、BC(ベースカーブ)が20種類超、DIA(直径)10種類超、PWR(度数)は40種類超のバリエーションがあった。

しかし、近年普及してきたワンデーソフトコンタクトレンズでは、BC(ベースカーブ)1種類(~2種類)、DIA(直径)1種類、PWR(度数)約30種類と大幅に種類が削減され、購入希望者は、自身にあった度数の値さえ知っていれば、購入することが可能となった。

これにより、複雑なコンサルティングの必要性が大幅に減少し、生産管理、在庫管理手法、流通チャネル、マーケティングに至るまで、大きな影響を与えた。

(2017年12月1日時点)

沿革(レポートより抜粋)

同社の前身は、ヤマト樹脂光学株式会社のコンタクトレンズ製造・販売事業であったが、ヤマト樹脂光学株式会社が破産した08年8月に、現在の親会社である株式会社キャピタルメディカに全事業を譲渡した。

同社は、08年9月に設立され、08年11月にキャピタルメディカから事業譲受によりコンタクトレンズ製造・販売事業を継承した。

当時、ジョンソン・エンド・ジョンソン等からの他社ブランドコンタクトレンズの仕入販売の構成比が高かったが、事業譲受を機に仕入販売をやめ、自社製品に注力する方向へ経営方針を変更した。

09年に1日使い捨てコンタクトレンズ「L-CON 1DAY EXCEED」、2週間交換コンタクトレンズ「2week CANVIEW」を発売、10年に1カ月交換カラーコンタクトレンズ「FAIRY」を発売、12年に1日使い捨てサークルレンズ「L-CON 1DAY POP」、1日使い捨てカラーコンタクトレンズ「FAIRY 1day」の発売等、自社ブランド製品を拡充してきた。

13年に、Sincere Vision Co., Ltd.(香港)の株式取得、新視野光學股份有限公司(台湾)、SINCERE LENS SDN. BHD.(マレーシア)、Sincere Vision (Thailand) Co., Ltd.(タイ)を設立等アジアにおける事業拡大を目指し、販売子会社を設立した。

(2017年12月1日時点)

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