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ベストワンドットコム

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基本情報

特色 個人のクルーズ旅行に特化したオンライン旅行会社 市場名 東証マザーズ

事業内容(レポートより抜粋)

ベストワンドットコム(以下、同社)は、個人顧客を対象としたクルーズ旅行に特化したオンライン旅行会社である。

現在、同社が運営するウェブサイトは、主力の「ベストワンクルーズ」のほか、ハネムーンを検討している20~30代のカップル向けの「HUNEMOON(フネムーン)」、高級船専門で連結子会社が運営する「ファイブスタークルーズ」の3サイトである(18年12月にリリースした、インバウンド需要向けに7カ国語に対応する「cruisebookjapan.com」は除く)。

従来、クルーズ旅行は、パッケージ旅行に組み込まれる形で提供されることがほとんどで、旅行期間が長く、ラグジュアリー感が強く、料金も高額であった。

対して同社は、クルーズチケットの提供を主体としているため、顧客は短期間のものから長期間のものまで選択でき、料金も比較的低額のものから高額のものまで幅広い。クルーズチケット販売中心で展開している企業は少なく、同社は同分野で先行していると言えよう。

同社は旅行業の単一セグメントで、セグメント情報及び詳細な販売区分の開示はない。

同社の売上高は、クルーズ乗船券やパッケージツアー、航空券等の販売金額であり、顧客が旅行に出発した日に売上高が計上される出発日基準を採用している。予約されたもののまだ出発日を迎えていない分は旅行前受金として計上されるため、旅行前受金は将来の売上高の先行指標とも言えよう。

18/7期は売上高が前期比32.7%増、旅行前受金は前期末比29.7%増であり、ともに約30%増のペースを持続している。

(2019年7月26日時点)

沿革(レポートより抜粋)

同社は、現代表取締役社長の澤田秀太氏の実姉で、現取締役管理部長の米山実香氏によって05年9月に設立された。

米山氏はエヌ・ティー・ティー・データ(9613東証一部)に3年強、システムエンジニアとして勤務しており、ウェブサイト構築のスキルを有していた。そのスキルを活かせる事業機会を模索した結果、クルーズ旅行のオンライン販売に行き着いた。

クルーズ旅行は当時、パッケージ商品の一部として大手旅行代理店で取り扱われることがほとんどで、時間とお金の余裕がある高齢者層が顧客の中心であった。そのため、クルーズ船のチケットを単体で販売するサービスはほとんど存在していなかった。

米山氏によって同社が創業されたのと同じ05年に澤田氏は日興コーディアル証券(現SMBC日興証券)に入社し、06年に澤田ホールディングス(8699東証JQS)の取締役に、さらに07年にはエイチ・エス証券(東京都新宿区)の取締役に就任した。

転機が訪れたのは、12年である。代表取締役社長の米山氏はその頃、結婚した後に子どもに恵まれ、育児に時間を費やす必要が生じていた。社長としての業務に専念することが難しくなっていたために、12年9月に、澤田氏に代表取締役社長を交代することとなった。

従来は、規模の拡大をいたずらに追求することなく、手堅い黒字経営を続けることが基本方針であった。しかし、社長交代を機に、将来の成長のための先行投資が活発に行われるようになった。特にネットに特化したウェブ集客については積極的に投資を行っていった。

その結果、同社のクルーズ旅行の取り扱いが増えていった。さらに、14年9月に、若者のクルーズ需要を開拓するために、ハネムーンクルーズ専門サイト「HUNEMOON(フネムーン)」を開設したほか、14年12月には第1種旅行業に変更登録して自社企画旅行の販売を開始し、顧客層と取扱商品の幅を広げていった。

また、16年3月には、澤田氏の母が経営していた富裕層向けクルーズ旅行に特化して展開するファイブスタークルーズを完全子会社とした。

こうして事業を拡大していった後に、18年4月に東京証券取引所マザーズに上場した。

なお、上場の直前の17年11月には航空券の予約サイトを運営するアドベンチャー(6030東証マザーズ)と、上場直後の18年5月にはNTTドコモ(9437東証一部)とそれぞれ販売業務提携を行い、販売チャネルの多様化も進めている。

(2019年7月26日時点)

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