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アーキテクツ・スタジオ・ジャパン

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アナリストレポート

基本情報

特色 登録建築家と加盟建設会社の協力のもと建築家ネットワークを運営 市場名 東証マザーズ

事業内容(レポートより抜粋)

アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(以下、同社)は、建築家の設計による家づくりを可能にする「ASJ建築家ネットワーク」を運営している。

「床面積×坪当たり単価」で建築コスト(土地代を除く)を考えた時、坪当たり単価を高くすると、良い材料を使うことが可能となり、建築家の質の差が出にくくなる。

一方、約30坪までだと床面積が狭いため、建築家の設計の自由度が限られ、誰が設計しても似たようなものとなり、顧客満足度が落ちる。金額と広さの両面での顧客満足度が高まり、かつ、建築家や施工する建設会社の能力が最大限発揮されるのが、2,500~3,000万円のゾーンとされている。

ASJネットワークは、同社が適正と判断した建築家を登録建築家として募り、その登録建築家と加盟建設会社(同社と契約したスタジオ運営会社)を結びつけ、住宅や商業施設等の建設計画がある潜在的な施主に、建築家を活用した建物づくりという選択肢を提供する。その結果、顧客、登録建築家、加盟建設会社による、三位一体の家づくりが進められる。同社は、そのための仕組み・インフラを提供している。

同社はASJ建築家ネットワーク(以下、ASJネットワーク)事業の単一セグメントである。ネットワークの工程のいくつかの箇所でロイヤリティまたはフィーが売上として計上され、その内容により4つの売上種類に分類されている。

このうち、売上高構成比が最も高いのが、スタジオロイヤリティ(加盟金、月額ロイヤリティ、請負契約ロイヤリティ)である。月額ロイヤリティは同社の安定収益源となるが、請負契約ロイヤリティは受注金額により売上高が増減する。また、2番目に売上高構成比が高いマーケティングは、イベントの回数と1回当たりの規模が売上高規模を左右する。

(2017年7月14日時点)

沿革(レポートより抜粋)

同社のASJネットワーク事業の源流は、イーケンセツ・ドットコムの一部門として02年に始まったサービスである。この時の責任者が、現代表取締役社長の丸山雄平氏である。イーケンセツ・ドットコムは、ASJネットワーク事業以外に建設会社向けポータルサービス等のいくつかのサービスを行っていたが、総じてうまくいかなかった。事業再編の結果、順調に拡大していたASJネットワーク事業に集約するとともに、05年にアーキテクツ・スタジオ・ジャパン(旧アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、以下旧ASJ)に会社名が変更された。

その後、旧ASJは兄弟会社の事業不振のために経営が成り立たなくなった。その整理のため、07年に現アーキテクツ・スタジオ・ジャパン(以下、現ASJ)が設立され、08年には旧ASJから現ASJへ、ASJネットワークが譲受されたASJネットワークの譲受とほぼ同じタイミングで、旧ASJはイーケンセツ・ドットコムと改称し、10年に清算が結了した。

現ASJの体制になった以降、建築家、スタジオ(建設会社)、ASJアカデミー会員すべて増加を続けており、ネットワーク自体が順調に拡大してきた。それを受けて、09/3期から14/3期まで5期連続で増収となるなど、業績も拡大した。

スタジオは地域の工務店によって運営されており、顧客と直接接するのは工務店である。ASJネットワークの従来のビジネスモデルにおいては、家づくりに関心がある潜在顧客を実際の建築契約まで導くという重要な役割を工務店が担っている。

直近の業績不振について、同社は、スタジオによる受注活動の限界と、アクティブに活動できないスタジオの増加が一因と同社では分析している。活動がままならないスタジオが散見されるようになってきたようだ。

(2017年7月14日時点)



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