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モバイルファクトリー

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アナリストレポート

基本情報

特色 スマートフォンの枠を超えた体験型ゲームのエンターテインメント企業 市場名 東証マザーズ

事業内容(レポートより抜粋)

モバイルファクトリー(以下、同社)は、スマートフォン、フィーチャーフォンユーザーに対し、各種のゲーム・コンテンツサービスを提供するモバイルサービス提供企業である。

同社が提供するサービスは、大きく、①SNSプラットフォームやアプリマーケットを通じて、「位置情報連動型ゲーム(以下、位置ゲーム)」や「スマートノベル」等のゲームを配信するソーシャルアプリサービスと、②「着メロ」や「占い」等のエンターテインメントを提供、運営するコンテンツサービスに分類される。

同社はソーシャルアプリサービスにおいて、①位置ゲーム、②スマートノベルの2種類のサービス提供を行っている。

同社がサービスを提供している位置ゲームには、二つの特徴がある。一つ目は、通勤・通学、買い物といった日常の移動から、旅行、帰省のような長距離の移動に至るまで移動をゲームの要素として取り入れ、ユーザーが更に移動したくなるような仕組みになっている。

二つ目は、ゲームにて、ランキングが表示されるだけでなく、ユーザーの過去の移動がログとして記録されており、ゲームも単純で移動中の空き時間に気軽にできる為、通常のゲームと比較して、継続率注4が高くなっている。

同社は、11年に「駅奪取」「駅奪取PLUS」といった位置ゲームのサービスを開始して以来、現在まで6年以上運営を継続しており、ユーザーからの支持を拡大している。

同社の位置ゲームの特徴は、(イ)「駅」を他人と奪い合うという競争要素、(ロ)訪れた場所が履歴として残るライフログ要素、(ハ)奪取済みの駅や路線、称号等を集めるコレクション要素等の3つであり、全国9,000以上の駅すべてを回るコアなユーザーから通勤中に楽しむライトユーザーまでユーザー層は多様である。

14年6月には、フジテレビジョンとタイアップし、駅を収集するコレクション要素をより強く打ち出した「ステーションメモリーズ!(以下、駅メモ!)」を発表した。また、位置ゲームの特性を活かしたイベントとして地方自治体や鉄道事業者と協業した取り組みを行い、モバイル端末にとどまらず、より現実と連動した企画を進めることで、位置ゲームが現在の同社の成長ドライバーの役割を担っている。

同社は、位置ゲームの特性を活かし、地方自治体や鉄道事業者等と共同で、O2Oイベントを13年秋から開催している。具体的には、イベント開催期間中に、ユーザーが指定された駅で、位置情報を登録するか、ゲーム画面を駅員に見せる等決められた条件を満たすことで、ゲームアイテムや限定グッズの取得が可能となるもので、ユーザーにとっては、指定された駅へ足を運ぶインセンティブが働く。

O2Oイベントは、新規ユーザー獲得施策と同時に既存ユーザーの継続率を高めるためのコンテンツ満足度向上策でもある。ユーザーを飽きさせないために、定期的にO2Oイベントを開催することが重要で、日本全国で開催されるイベントに場所を問わず積極的に参加し、開催時の参加人数は平均2,000人を超えるという。東京近郊では約10,000人近いユーザーが参加し、同社にとって大きな意味合いを持つ。

(2017年3月10日時点)

沿革(レポートより抜粋)

同社は、01年に、現社長の宮嶌氏が、ソフトバンク(現ソフトバンクグループ、9984東証一部)、サイバーエージェント(4751東証一部)といったインターネット業界でのビジネスを経験した上で、携帯電話を通じたモバイルコンテンツの将来性を強く感じ、設立した。

02年に、着信メロディASPサービス「melop♪」を開始し、現在に至るまで中心的なコンテンツである着メロを提供している。その後は、多くのコンテンツプロバイダーと同様に、同社も様々な事業への参入と撤退を繰り返してきた。着メロが中心的なコンテンツであったことは変わらなかったものの、新規事業として、「Caspeee」、「BloMotion」、携帯電話向けアフィリエイト「ケータイ★アフィリエイト」、SEMサービス、「Wassr」等も行っていたが、その大部分は現在サービス提供を停止している。

09年にオプト(現オプトホールディング、東証一部)との提携で、メディアに近い事業を模索した時期もあった。更に同年には、当時利用者が累計で1億人と言われたサービス「顔ちぇき!」を買収し、B2C事業への進出も試みている。

新規事業の模索を続ける中、選択と集中の観点からゲームコンテンツを第二の事業の柱とするべく、09年頃からゲームへのリソースの投入が始まる。同社は、当初から位置ゲームと、スマートノベルにフォーカスして事業展開したわけではなく、多くの分野に参入し、撤退を繰り返す中で収益性の確保ができた事業を残し、結果としてスマートノベルと位置ゲームにフォーカスすることとなった。

(2016年9月16日時点)



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