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ファンデリー

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アナリストレポート

基本情報

特色 栄養士によるカウンセリングを特徴とするカタログ主体の健康食宅配会社 市場名 東証マザーズ

事業内容(レポートより抜粋)

ファンデリー(以下、同社)は、医療機関等で配布されるカタログからの注文を主体に健康食の宅配を行うMFD(Medical Food Delivery)事業を中核事業としている。

健康食宅配業を営む企業の多くは、ネットまたはチラシ配布による集客を主体としている。同社のサービスは、「ミールタイム」「ミールタイム ファーマ」等のカタログを、医療機関や調剤薬局等で配布することで会員を増やすことに特徴がある。

同社ではこうした医療機関等を紹介ネットワークと称し、MFD事業での強みとするほか、この紹介ネットワークを活用して、食品メーカー等のマーケティング支援を行うマーケティング事業を展開している。

医療機関等で配布されたカタログを見て顧客が注文をする際、必ず同社の栄養士が対応する。さらに、顧客ごとに担当栄養士がつくなど、栄養士によるカウンセリングを前面に打ち出し、他社との大きな違いとしている。顧客接点の部分以外でも、メニュー開発や紹介ネットワークの開拓等の業務プロセスの要所には、栄養士が必ず関わっている。

なお、17/3期末時点の同社の社員41名のうち、26名が管理栄養士・栄養士の資格保有者であり、その全員が女性である(同社の女性社員全員が管理栄養士・栄養士の有資格者である)。

同社の事業は、MFD事業とマーケティング事業の2つのセグメントで構成されている。17/3期においては健康食の宅配を行うMFD事業が全売上高の90.6%を占め、事業の中心となっている。マーケティング事業は、MFD事業のビジネスモデルを活かした事業であり、売上構成比は9.4%に留まるが、MFD事業よりも高いセグメント利益率となっている。

(2017年8月18日時点)

沿革(レポートより抜粋)

代表取締役の阿部公祐氏は、キャリアを開始した朝日火災海上保険(東京都千代田区)の営業職で多くのベンチャー企業のオーナーと接しているうちに、起業への志を強めていった。いろいろと検討していく中で、食で元気な人を増やせば、社会全体の医療費を下げることができるという想いに至った。

その結果、食事の宅配と栄養士による健康アドバイスを組み合わせたビジネスに将来性を見出し、00年に同社を設立し、翌01年には、栄養士が車で配達しカウンセリングを行う「カウンセリングデリバリー」のサービスを開始した。また同年には、食材の宅配サービスである「こだわり便」も開始した。

創業当時は稼働率を高めるために買い物代行も行っていたが、利益が出ない状況が続いた。試行錯誤の過程で、「健康な食事を温めるだけで食べられるようにする」という需要が存在することに気づき、病院経由でカタログを配ることに活路を見出した。

チラシを作る資金がないところからのスタートだったが、事業の趣旨に賛同した広告主を得て、04年に健康食の通販カタログの「ミールタイム」を創刊した。

翌05年に、カタログと同名の健康食通販サイトを開設、07年には定期コースを開始するなど、徐々に事業を軌道に乗せていった。

その後、チャネル別に顧客基盤を広げていく方針をとるようになり、09年に調剤薬局向けの「ミールタイム ファーマ」、介護施設向けの「ミールタイム ケア」を立て続けに創刊した。

「ミールタイム ファーマ」は、薬が必要で病院には行くものの、病院内の栄養課で栄養指導を受けない患者をフォローするためのものであった。

一方、介護施設向けは、病院向けとは住み分けられると考えていたが、介護施設に通う高齢者は体が弱れば結局は病院に行くようになることから、カタログを分ける効果が低いことに気づき、11年に「ミールタイム ケア」を「ミールタイム」に統合した。この時に「ミールタイム」は発行回数を年4回に増やし、今の体制となった。

同じ11年、カウンセリングデリバリーという子会社を設立した。栄養士が車で配達しカウンセリングを行うという創業時のビジネスに再度挑戦する目的であったが、事業拡大に至らず14年に同社に吸収合併された。

その結果、「ミールタイム」と「ミールタイム ファーマ」の2誌を中核とした事業展開となり、今に至っている。

(2016年8月5日時点)

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