証券リサーチセンターが魅力ある上場企業の無料アナリストレポート(ホリスティック企業レポート)を公開

TOP > アナリストレポート > 日本アクア

ホリスティック企業レポート(無料アナリストレポート)

日本アクア

1429

アナリストレポート

基本情報

特色 硬質ウレタンフォームの建築物断熱材の施工販売で全国展開する唯一の企業 市場名 東証マザーズ

事業内容(レポートより抜粋)

日本アクア(以下、同社)は、建築物断熱用の吹付け硬質ウレタンフォーム(以下、ウレタンフォーム)の施工販売を行っている。木造戸建住宅において、ウレタンフォームの断熱材は、現在主流のグラスウールの断熱材を代替するものだが、グラスウールは工場で袋詰めした材料を袋のまま壁にはめ込むのに対し、ウレタンフォームは建設現場で材料を発泡させる施工吹付け作業が必要である。

同社は、建設現場で施工する体制を全国規模で持つ国内唯一の企業である。同社の試算によれば、新築戸建住宅の棟数全体に対する同社のシェアは約7%~8%とのことである。また、販売ネットワークや物流ネットワークの強化を常に進めており、全国展開された施工体制を支えている。

同社はウレタンフォーム断熱材の施工販売の単一セグメントであるが、売上の対象によって3つの事業部門に分類される。主力は新築の戸建住宅向けであり、ここはシェアの上昇を目指す市場である。鉄筋コンクリート造の建築物向けは、そうした建築物を施工するゼネコンに採用を促す段階の市場である。商品販売には、参入したばかりで今後開拓していくリフォーム向け事業と、自社ブランドとして製造した原料を販売する事業が含まれる。

(2017年4月28日時点)

沿革(レポートより抜粋)

創業者であり現社長である中村文孝氏とウレタンの出会いは、愛知にあるイノアックコーポレーション(未上場)というウレタン等の素材メーカーに入社した時に遡る。ウレタンはもともとバンパーやシートなどの自動車向けの材料として多く使われているが、同氏は住宅用への転用を図る新事業に携わった。その後、施工会社のフォーム断熱(未上場)、BASFINOACポリウレタン(未上場)を経て独立。04年11月に、名古屋にて、硬質ウレタンフォームの現場吹付け発泡による住宅用断熱材の施工販売を目的とした日本アクアを設立した。

ウレタン発泡の技術を有する施工会社は小規模な企業が多い。同社は施工能力をいかに確保するかということに早くから注目した。会社を設立した翌05年には、施工能力の確保と市場拡大を目指して関東に進出した。

そのうち、創業メンバーの保有する株式を売却する話が浮上し、取引先であった桧家住宅(現・桧家ホールディングス 1413 名証二部)が引き受け先となった。その結果、09年には、桧家住宅の連結子会社となった。08/10期まで10月決算であったが、09/12期から12月決算となったのは、この連結子会社化で親会社と決算期を合わせたためである。

従来、外部の施工業者を協力会社として集め、施工能力を高めようとしていたが、11/12期から本格的に自社で施工能力を持つビジネスモデルに転換した。その結果、施工能力が拡大して施工件数が大きく伸びた。一方、件数の増加に見合う原料調達を行う必要がある。そのような状況を背景に、13年に米国のハンツマンというウレタンメーカーと資本・業務提携に至った。ハンツマンが同社の第2位の大株主になるとともに、原料供給契約を交わした。

(2015年10月09日時点)

ご意見・お問い合わせ

あなたのご意見をお聞かせ下さい。

メールアドレス



協力企業・団体


  • SMBC日興証券株式会社
    大和証券株式会社
    野村證券株式会社
    みずほ証券株式会社
  • 有限責任あずさ監査法人 新日本有限責任監査法人 有限責任監査法人トーマツ
    株式会社ICMG
統計データは信頼している情報ソースからのデータを掲載しています。またデータの更新は可能な限り人手を介さないようするなど、事実の正確性やコメントの妥当性には十分に配慮していますが、データの正確性・完全性を保証するものではありませんし、後日、予告なく修正される場合があります。なお、当サイトが提供するサービスやデータは投資情報などの情報提供を目的としたものであり、掲載している如何なる企業・産業への投資等、或いは売却を推奨しているものではありません。従って投資等に関する最終決定はご自身の判断に依存するものとします。